『009_デザインが奇跡を起こす』 [>デザイン]

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- 価格: 1,470 円
ひと言、
素晴らしい内容の本でした。
“情熱さえあれば、仕事は決して裏切らない 思ったら飛べ!”
というキャッチコピーが本の帯に書かれているんですが、
熱い内容の本です。
著者は、2008年北京五輪開会式のオープニングセレモニーに
芸術顧問として参加されたアートディレクター/グラフィックデザイナーの水谷 孝次さん。
水谷さんが若い頃、
世界の第一線でグラフィックデザイナーとして活躍されていた
田中 一光さんから言われたという下記の言葉が凄く印象的でした。
P.43
「君には品性と知性が足りない。とにかくいいものをたくさん見なさい。
いい人に会いなさい。いい本を読みなさい。いいものを食べなさい。」
「いいものというのは何か、徹底的にわかるまで、デザインはやめなさい。
いいものを自分の中に取り込むことが必要だ。」
それと、とても感動したのが、
1999年から「笑顔は世界共通のコミュニケーション」を合い言葉に行われている「MERRY PROJECT」。
『あなたにとってMERRY(楽しいこと、幸せなとき、将来の夢など)とは何ですか?』というメッセージを投げかけ、世界中の笑顔とメッセージを集めるというプロジェクトで、とっても素晴らしい取り組みだなと思いました。
ホームページがありますので、興味のある方は、ぜひ!!!
URL: http://www.merryproject.com
今回の本『デザインが奇跡を起こす』、
オススメです!
『065_基本はかんたんレイアウト』 [>デザイン]
紙媒体の制作から遠ざかって、
早いもんで、もうかれこれ7年以上経つでしょうか・・・。
今年も徐々に残り日数が少なくなりつつある中、
ちょっとここら辺で、基礎からもう一度、色んな事を見直してみようかなと思い、
本棚の奥底から引っ張り出してきた本です。
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よいレイアウトとは・・・
それは、3tastes×5elementsでつくる共感されるレイアウトである。
Useful taste(ユースフルテイスト)
実用的 ムダのない ビジネス 拘束の強い
Casual taste(カジュアルテイスト)
開放的 気軽 誰でも参加できる 自由 拘束のない
Spiritual taste(スピリチュアルテイスト)
仲間だけの落ち着き 癒し 趣味 精神性 内向的
element1.レイアウト様式
element2.情報量
element3.静動性
element4.図文率
element5.ジャンプ率
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久しぶりに読み返してみて、
すっかり忘れちゃってた事とか、
気にしなくなってたこととかが多々あって、
世の中に溢れている色んなモノを、
もうちょっと注意深く観察するようにしなくちゃな・・・
と、改めて今のままではマズい!と感じました。
こないだ読んだ『成功は一日で捨て去れ』じゃないですが、やっぱり、知らず知らずのうちに、私自身、安定志向になってしまってたのにも気がつきましたし、現状に満足してはいけないのに、ドップリ浸かりつつあることに、危機感・・・感じますね。
年内に、色々と昔読んだ本を読み返していければと思います。

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『058_ムービングタイポグラフィ』 [>デザイン]
文字を読んでもらうというテキストを中心としたコンテンツの制作が増えてきたので、
学生時代に読んでいた『ムービングタイポグラフィ』を久しぶりに再読。
この本の内容をひと言でゆってしまうと、
『ムービングタイポグラフィ』は、
“文字”と“空間”と“時間”に関する本です。ってとこでしょうか。
そもそも、読んでもらうための文字が動く必要があるのか?
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動くタイポグラフィを制作する時には、
メッセージを伝達する働きより、見た目の面白さが勝ってしまう恐れがあるので注意が必要である。
デザイナーは、メッセージそのものを邪魔するほどの“動き”を動く文字に与えてはならない。
動くタイポグラフィは、
話し言葉が持つイントネーションや「声」、
ダンスや音楽が持つエモーショナルな感覚、
あるいは映画が持つストーリー性などを持つ事が可能だ。
メッセージの受け手に対し、
新しい文字の読み方、あるいは見方を提示するものでもある。
印刷物では、
重要度に応じて文字を階層分けする場合、
大きさを変えたり、色を変えたり、位置を変えたりする。
動く文字ではさらに、
動きの速度を変えたり、奥行き方向に対する位置関係を変えるという要素が加わる。
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本書の中には、
ムービングタイポグラフィを学ぶ学生たちが取り組んだ下記のような課題、
【課題の一例】
一対の反対語を選び、一方の単語をもう一方の単語に「変身」させていく。
※ただし、色使いは2色のみで、写真・イラストなどのイメージは使用しない。
アニメーションによる会話。
複数の人間が交わす話し言葉をアニメーション化する。
※映画『ファーゴ』のセリフを引用。
と一緒に、
実際に学生たちが制作した映像を収録したCD-ROMが付いているんですが、
それらの映像を観ながら、内容を読み進めることができるので、
スゴく分かりやすかったです。
まだまだ学ぶべき事がたくさんありますね・・・。
『051_ポール・ランド、デザインの授業』 [>デザイン]
20世紀を代表するグラフィック・デザイナーの一人として知られるポール・ランドさんが、学生たちや同僚たちとデザインについて語り合った内容がまとめられた本です。
ページ数は少ないものの、内容はそれに反して深いです。
“すべての芸術は関係だ。
全ての芸術がそこから始めるべきなんだ。それが出発点だ。
デザインとは関係である。形と中身との関係だ。”
デザインを勉強する学生たちにぜひ読んでおいて欲しい本というのも紹介されていたんですが、
当然のことながら、全て洋書だったので、
英語の勉強しとけば良かったなぁ〜と今更ながらに感じてしまいました。
来年は、英語の勉強始めようかなぁ・・・。
しゃべれなくても、何とか読めるようにはなりたいもんです・・・。
ポール・ランドさんが考えるデザインとは一体なんだったのか?
デザインの意味とは?
、
興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい!
オススメです♪

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『028_グラフィック・デザインの歴史』 [>デザイン]
やはり、歴史から学ぶべきことは多いなと改めて実感しました。
グラフィック・デザインと広告・・・。
その歴史的な流れを分かりやすく解説している本で、
とても読みやすかったですし、分かりやすかったです。
まだまだ私自身、
勉強不足だなぁ〜と思いました。

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『009_ヒット商品のデザイン戦略を解剖する』 [>デザイン]
DVDばっかり観てたんで、
ちゃんと本も読まなくっちゃと買ってきたのが今回の『ヒット商品のデザイン戦略を解剖する』。
ブランド戦略は、経営戦略だ。
というコピーが本の帯に書かれており、本書を読み終わって、まさにそうだなと改めて感じました。
最近、提案書や企画書まで作らなくちゃいけなくって・・・・
ハードな日々が続いていたんですけど、
色んなヒット商品のデザイン戦略について分析している今回の本は、今考えている企画案をブラッシュアップしていく上でも、グッドタイミングで凄く刺激を受けました!
1つのデザイン案に辿り着くまでには、
一流の方達でも、やっぱり100案以上のロゴや企画を検討していたりしているわけで・・・
さすがだなぁ〜、自分も見習わなくちゃいけないなぁ〜と気が引き締まる思いがしました。
映画のメイキングを観ているかのような感じで、一気に読んでしまいました♪
収録内容
大貫卓也 「ソフトバンクモバイル」
日高英輝 「ゼロハリバートン」
佐藤可士和 「今治タオルプロジェクト」
イシザキミチヒロ 「理研ビタミン」
小山薫堂 「東京スマートドライバー」
水野学 「R25」
尾原史和 「明治製菓 100%ChocolateCafe.」
寄藤文平 「HONDA フィット」
安東孝一 「ドトールコーヒー」
ワンダーウォール 「キリンビール」
グルーヴィジョンズ
西澤明洋
長嶋りかこ
木村元紀
蒼々たるメンバーと、興味深いヒット商品の数々・・・
読み物としても、凄く面白かったです♪
『023_クジラは潮を吹いていた。』 [>デザイン]
今月は、こちらの更新も滞ることが多くなると思います・・・申し訳ないです・・・。
更新できる時は、何とか更新して行きますので、どうぞ宜しくお願いします!
・・・とゆうわけで、今回久しぶりに読んだのは、パッとタイトルだけ見ると何の事やらサッパリ分からない『クジラは潮を吹いていた。』
最後まで読めば、タイトルの意味、分かります。
著者は、グラフィックデザイナーの佐藤卓さん。(私の別ブログにてテレビに出演されていた時の映像を紹介していますので、興味のある方は、こちらへ)
本の内容は、1984年から2006年までに手がけてこられた中のいくつかのデザインの話。
読み応えがありました!!
どれも印象的な話だったんですけど、特に印象に残ったのは、デザインとは何か・・・についての話。
「デザイン」とは、「物を作ること」ではなく、「人と環境を繋ぐ媒体」であるということ。
物は「情報の入り口」であるということ。
・・・他にも色々と刺激を受ける話や、再度、色々と考えさせられることもあり、とても良かったです!
オススメです!!
152ページの「あなたは知ってしまった」の章を読んだら、そこに書かれている内容、誰かに話したくなりますよ・・・
まさに、デザインですね・・・
『008_デザインにひそむ<美しさ>の法則』 [>デザイン]
私、現在、広告代理店の制作部で主に映像編集の仕事をしているんですが、やっぱりこういったデザインという文字が入ったタイトルの本ってのは凄く気になるわけであります。
この本も年末に買ってたんだけど、読む時間が取れずじまい・・・何とか今日、一気に読んだんだけど、いやー面白かったです。
どちらかというと工業デザインの話が中心なんだけど、デザインってのは、全部、基本的な部分の考え方ってのは同じだからね。
工業デザイン、テレビのタイトルデザイン、フリップ、テロップデザイン、ポスター、チラシなんかのデザインだって。
プレイステーションのデザインやタバコ、iPodシリーズのデザインについてなど、あまり専門的な話に偏らないように書かれているんで、一般の人でも楽しめる内容になってるんじゃないかなと思います。
(ちなみに私は、タイトルに引かれたことは、もちろんですが、帯に書かれていた「ご祝儀のお札はなぜ3つに折るのか?」という言葉にも引かれて買いました。)
『002_松永真、デザインの話。』 [>デザイン]
私自身、今でこそ広告代理店で映像編集の仕事をさせてもらっているが、最初、働きだしたのは、個人のデザイン事務所でグラフィックデザイナーとしてでした。
専門学校を卒業してすぐだったので、チラシやポスターとかのレイアウトも全然ダメで、勉強しなくちゃいけないということを痛烈に感じていた当時・・・周りの先輩デザイナーさんに色々な話を聞いている中、尊敬するデザイナーとして、必ずといっていいほど松永真という方の名前を耳にした。
それからというもの、松永真とは、一体、どういった方なのか凄く気になり、雑誌でその名前を見かけたら必ず読むように心がけていました。
その度に、松永真さんのデザインに対する考え方とか、制作されたものとかを見て、ただただ凄いなぁ〜と。
今回、読んだこの本は、2000年の『松永真、デザインの話。』を増補した新装版ってことだったので、新年を迎えたとこだし、もう一度、読み直してみようと購入したもので、やはり刺激的でした。
松永真さんが今まで関わってきたデザインは、いかにして誕生したのか。
図版も充実していたし、何より読みやすく、読み終わった後に、色々なことを考えさせられる内容でした。
私、まだまだ勉強中の身なので、今、このタイミングで読み直すことが出来て、凄く良かったなと思います。
オススメの一冊です!
『ファンタジア』 [>デザイン]
この本の帯に書かれた「偉大なデザイナーはたくさんいる。しかし、偉大なデザインの先生は、ブルーノ・ムナーリだけかもしれない。」という工業デザイナーの深澤直人さんの言葉に目が止まり即ゲットした『ファンタジア』
感想としては、かなりイイ本でした。
創造力とは何なのか?その思考の法則というか、理論のようなものが書かれていて、何か感覚的に物を考えているかのようなことでも、やはりそこには理論があるわけで、芸術家とデザイナーの違いを考えた場合、このブルーノ・ムナーリさんの本は凄くためになったし、考えさせられました。
他にも色んな本を出しているようなので、今後、ブルーノ・ムナーリさんの本をいくつか読んでみたいなと思いました。
デザインを学びたい方だけではなく、子供にとって、どういった環境で育てることが、豊かな発想を育むかといったことが書かれているので、色んな方に読んで頂きたいオススメの1冊です。