『208_インセプション』 [>>オススメ(2010年)]
2010年、最後の締めに観たのは、劇場で観た時にもメチャクチャ凄い!!!と感動したクリストファー・ノーラン監督の映画『インセプション』。(その時の感想はコチラ)
今回は、映像をじっくり観たかったので、日本語吹替え版で観たんですけど、
やっぱり何とかしてもう一回劇場に行っておくべきだったなぁ〜とちょっと後悔・・・。
もう映像もストーリーも完成度が物凄く高いですし、
“これぞ映画!!!”って感じで、圧倒されます。
10年掛けて作ったといわれるシナリオ・・・
『メメント』といい、『プレステージ』、『ダークナイト』といい、
ノーラン監督、天才ですね・・・。
2010年の締めとしてもピッタリでした!!!
続けてもう一回観よっかな・・・。
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『207_ウルヴァリン:X-MEN ZERO』 [>>オススメ(2010年)]
X-MENシリーズ、大好きなんで、DVDも全部買いましたが、
毎回思っていたのは、ウルヴァリンの活躍がもっと観たい!!!ということ・・・
その願いが、見事に叶えられている映画でした!!!
ウルヴァリンが強いし、カッコイイ!!!
こんなに強いのに・・・・・・
こんなにカッコいいのに・・・
前作までは・・・まっ、良しとしよう・・・???
ぜひとも続編を!!!!!!
『206_ダンサー・イン・ザ・ダーク』 [>>オススメ(2010年)]
先月でしたっけ???
英映画誌TOTAL FILMが「気がめいる陰うつな映画30本」を発表してたのは・・・・
とりあえず、上位10位までを・・・
1位『レクイエム・フォー・ドリーム』←英エンパイア誌が2009年に発表した「落ち込む映画」ランキングでも第1位だったそうで・・・好きな映画なんですけどね・・・
2位『ザ・ロード』 / 3位『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 / 4位『アンジェラの灰』 / 5位『ミスト』 / 6位『プレシャス』 / 7位『日蔭のふたり』 / 8位『ドクトル・ジバゴ』 / 9位『ヴェラ・ドレイク』 / 10位『ソフィーの選択』・・・
・・・で、今回観たのは、3位に挙げられていた『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。
劇場で観た時、なんて凄い映画なんだ!!と思った記憶はあるんですが、
そんなに気がめいったという記憶は無く・・・
・・・というか、あんまりストーリーを覚えてない・・・
久しぶりに観なおしてみて、まるでカミュの不条理な世界を見ているようだぁ〜、
確かに気がめいるかも???と思いながら観ていましたが、
私は、この映画のラスト、ハッピーだと思いました。
主人公のセルマが、それまで辛い状況に追い込まれた時に逃げ込んでいたミュージカルという空想の世界から解放され、自らの声で想いを歌い上げる姿・・・
ビョークのCD、実家に取りに帰ろうかなぁ〜。
いやぁ〜、それにしても・・・・・・
やっぱり凄い映画だ!
『ドッグヴィル』もまた観なおしてみようかなぁ〜。『マンダレイ』もまだ観てないし・・・
あっ!ラース・フォン・トリアー監督の新作『アンチクライスト』も気になる!!!
『205_ココ・シャネル』 [>>オススメ(2010年)]
こないだ観た『シャネル&ストラヴィンスキー』では、シャネルとストラヴィンスキー2人の愛を中心に描かれていたんですが、
今回の『ココ・シャネル』では、孤児から世界を魅了するトップデザイナーになったシャネルという一人の女性のドラマチックな人生がとても美しく魅力的に描かれていて、
シャネルというブランド名しか知らなかった私にとって
入門書的な作品であり、シャネルという人の生き方について、もっと知りたい!!と思わせられる素晴らしい映画でした。
『シャネル&ストラヴィンスキー』よりも、こっちの方が好きです♪
1954年、15年の沈黙を破り、復帰コレクションを開催したシャネル。
しかし、コレクションは大失敗に終わり、評論家たちからは、「過去から脱却できないシャネル」との烙印を押されてしまう。
周りのそんな酷評にも屈せず、自らの信念を貫き通すシャネル・・・
「人生は成功ではなく、失敗で強くなるのよ。それに失敗は、何度も味わってきた・・・」
「装いは科学、美は武器」
「ファッションは、服ではなく、頭の中にあるアイデアなのよ!」
ひとつひとつのセリフが、物凄く胸に響いてきました。
“私は流行をつくっているのではない。スタイルを作っているの”
オススメです!!!DVD欲しい!!!
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『204_アイズ・ワイド・シャット』 [>>オススメ(2010年)]
kenさんのレビューを読んで、また観なおしてみたくなったスタンリー・キューブリック監督の『アイズ・ワイド・シャット』。
1999年、劇場で観た時、いかに自分がこの映画のことについて何にも分かってなかったかということが、分かりました。
いやぁ〜、本当に参っちゃった・・・。
理性と本能の静かで激しい闘い・・・
仮面を付けて本能のままに行動する人々と、
仮面を脱いで互いの愛を確かめようとする夫婦の対比・・・
「私たち、大切なことをしなくちゃ。」
「ファックよ!」
このセリフにこの映画の全てが集約されているような気がしました。
洋服で着飾ったり、言葉で取り繕ったりは出来ても、
セックスという互いに、すべてをさらけ出す行為によってのみ、
はじめてお互いの全てが分かる。
そこには、自分の素の姿しかない・・・。
昔、ある哲学者も似たようなことを言っていた気がします。
仮面夫婦やセックスレスという言葉を周りでよく耳にする今だからこそ、
この映画で描かれていることが、分かるようになったのかも???・・・。
いや、本当はまだ分かっていない部分が沢山あるのかも???・・・。
ようやく『アイズ・ワイド・シャット』という映画に感覚が追いついて来たのかなぁ〜と思いながらも、また時間をあけて観なおしてみたいなと思わせられました。
『オールド・ボーイ』と一緒に、DVD買っとこ。
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『202_オールド・ボーイ』 [>>オススメ(2010年)]
今回久しぶりに観なおしたのは、『オールド・ボーイ』。
2003年に劇場で観た時は、オモシロいと思えなかった映画です。
その理由は、劇場公開前に友人から原作である土屋ガロンさんのマンガ『オールド・ボーイ』を薦められ、映画を観る前に読んでしまったこと・・・。
マンガを読んで、『オールド・ボーイ』の世界観が既に出来上がってしまった状態だったため、マンガの方が好きだなぁ〜と思った記憶が、今でも頭の片隅に残ってました。
ただ、マンガの記憶が薄れたら、もう一度観なおしてみようと思わせられる魅力がこの映画にあったのも事実・・・。
今回、ちょうどマンガの記憶がほとんどなくなった(結末すら忘れてしまった・・・)ので、そろそろ観なおしてみるタイミングだなと再び観てみたんですが、
これが恐ろしくオモシロかった!!!
以前観て思った自分の感想がことごとく塗り替えられる瞬間ですね。
なので、そんなにオモシロくないなぁ〜とその時に思った映画も、
極力、何年か間をあけて観なおしてみるようにしています。
まっ、何度観てもオモシロくないものは、オモシロくなかったりもしますが・・・。
『オールド・ボーイ』、インパクトのあるオープニングの映像と音楽、
主人公を演じたチェ・ミンシクさんの鬼気迫る演技、
張り巡らされた伏線と衝撃のラスト・・・。
劇場で観た時とは真逆の感想で、
DVDを買おうとまで思ってしまいました。
未見の方は、何の情報も持たずにぜひ♪
『201_てぃだかんかん〜海とサンゴの小さな奇跡』 [>>オススメ(2010年)]
劇場公開時、ちょうど仕事で沖縄の観光映像を制作していたこともあり、
気になっていた岡村隆史さん主演、『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男監督の映画『てぃだかんかん〜海とサンゴの小さな奇跡』。
タイトルの意味は、“ てぃだ=太陽 ” + “かんかん” 照り=“幸せの象徴”を
意味した沖縄コトバだそうです。
実際に映画を観る前は、
どうしても、お笑い芸人=岡村隆史さんというイメージが頭の中にあったので、
大丈夫だろうか???と不安だったんですが、
長期休養されていたこともあり、メディアで岡村さんの姿を観ていなかったため、
映画が始まってしばらくすると、その不安も次第に薄れ、映画の世界に完全に引き込まれました。
ただ、映画という限られた上映時間の中で色んなことが描かれているので、
全体的に、すごくサラッとしすぎてしまっているような印象はありました。
実際に夢を実現させるまでの過程は、
もっと過酷で大変だっただろうなぁ〜と。
そこらへんは、金城浩二さんが書かれた原作の小説を読むべきなんでしょうね・・・。
テレビドラマだったら、もっと細部まで描く事ができたのでは???
と思いましたが、心温まるイイ映画でした。
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『200_ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』 [>>オススメ(2010年)]
今年200本目に観たのは、『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』。
タイトルのインパクトも物凄いですが、
笑いあり、涙ありのエンターテインメント映画で、
メチャクチャおもしろかったです♪
以前観た『キサラギ』も凄くオモシロかったですし、佐藤祐市監督って凄いですネ!
それにしても・・・プログラマーさんの仕事ってやっぱり大変そう・・・
以前、プログラマーをやっていた友人が、
飲みに行くたびに、「死んでしまうぅ〜!!!」って叫んでたのを思い出しました・・・
まさにサバイバルだな・・・
何だか観終わった後、勇気が湧いてくる!そんな映画でした!!!
オススメです♪
『199_シャネル&ストラヴィンスキー』 [>>オススメ(2010年)]
シャネル生誕125周年を記念して『ココ・シャネル』(アメリカ)、『ココ・アヴァン・シャネル』(フランス)、『シャネル&ストラヴィンスキー』(フランス)・・・と、ファッションデザイナー:ガブリエル・ボヌール・シャネルさんの人生を描いた作品が相次いで公開され、ずーっと観ようと思っていたんですが、劇場に行く時間が取れず・・・。
レンタルが開始されても、一体どれから観たらいいのやら???
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悩んだ挙げ句、まずはヤン・クーネン監督の『シャネル&ストラヴィンスキー』を借りる事に!
一番の決め手は、何と言っても、監督がヤン・クーネン監督だったこと!
1997年に公開されたアクション映画『ドーベルマン』を劇場で観た時は、度肝を抜かれたんですが、その後、パッタリ監督の名前を見ることもなく・・・
久しぶりにヤン・クーネン監督の名前を見た!と思ったら、アクション映画ではなく、しかもシャネルを描いた映画!!!???
一体どんな映画になっているのか???
シャネルの香水「N°5」とロシアの作曲家イーゴリ・ヒョードロヴィッチ・ストラヴィンスキーの20世紀最高傑作といわれるバレエ音楽「春の祭典」が完成するまでにスポットが当てられた映画『シャネル&ストラヴィンスキー』。
アクション映画ではないけれど、ヤン・クーネン監督の作品だということは、シャネルとストラヴィンスキーが互いに愛と才能を求め、奪い合う様子がエキサイティングに描かれているのか???
と思いながら観たんですが、
逆に、激しさを抑えながら、心の中で葛藤する2人の様子が、静かな美しい映像で表現されていて、ヤン・クーネン監督って凄いなと思いました。個人的には、アクション映画を制作してもらいたいですが・・・。
シャネルという一人の女性の生き方について、今回、改めて興味を持ったので、
引き続き、『ココ・シャネル』と『ココ・アヴァン・シャネル』を借りてきたいなと思います!
シャネルを演じたアナ・ムグラリスさん、とっても美しかったです♪
『198_アリス・イン・ワンダーランド』 [>>オススメ(2010年)]
前回の記事で写真をアップしたお店の店長さんから、「オモシロかったですよ。」と教えていただき、早速レンタルして来た『アリス・イン・ワンダーランド』。
劇場公開時に観たいと思っていたのに、すっっっかり忘れてました・・・。(やっぱり手帳か何かにメモしておかなくっちゃ・・・)
観た感想は・・・
かなりオモシロかったです♪
なんだかハマってしまいました☆
ティム・バートン監督の頭の中はどうなってるんだろう???
“運命は自分で決める!”
予言に書かれていないことをしようとするアリスが、
「予言から外れるな!」と一緒に行動していた犬から注意された時のセリフです。
“君は強さを失った。”
子供から19歳に成長したアリスを見て、
昔の仲間たちがいう言葉なんですけど、すごく考えさせられました・・・。
冒頭、アリスは、「これは夢なんだから・・・」と言い続けます。
大人になるに従って、知らない間に増えていく先入観や固定観念・・・
実際に行動に移す前に、あれやらこれやら頭で先に考えてしまって、
散々悩んだ挙げ句、行動に移す時には既に疲れちゃってる・・・ってことが、
私自身、仕事にしてもそうなんですが、結構あるような気がして、何だかハッ!としました・・・。
『アリス・イン・ワンダーランド』、映像も刺激的でしたけど、
ストーリーにもドキッとさせられちゃいました。
映像特典に入っていたメイキングも、実写とCGの色んな技術が融合されている様子が紹介されていて、凄くオモシロかったです!