SSブログ

『104/ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』 [>2010年]







レンタル店で目にしたDVDのパッケージとタイトルに
強烈に惹かれて借りてきたんですが、
ちょっと原作をちゃんと読んでみたいなと思いました。

抜群の映像記憶能力とハッカーとして一流の腕を持つ
背中にドラゴンのタトゥーを入れた謎の女性リスベットという
キャラクターは魅力的ですね。

しかも彼女が生きる世界は、苦悩、不幸のドン底・・・。

なぜ原作を読んでみたくなったかと言うと、
ちょっとストーリーが全体的に間延びしているというか、
テンポが単調というか・・・

途中、何度か長いなぁ〜と感じて映画の世界から引き戻されることが
あったんですが、

おそらく、映画として時間内に収めるために原作で描かれている
色んなことが端折られているからだろうなと感じる部分が結構あったためです。

まもなく『ミレニアム2 火と戯れる女』と『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』も公開がはじまるようなので、何とか原作を読んでから観に行きたいなと思います!



ちなみにハリウッドリメイクが決定していて、
監督は『エイリアン3』・『セブン』・『ゲーム』『ファイト・クラブ』・『パニック・ルーム』・『ゾディアック』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などを手掛けたデビッド・フィンチャー監督では?と伝えられているので、そちらも今から気になります!








nice!(5)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『099/Mirror 鏡の中』 [>2010年]







ハリウッドリメイク版『ミラーズ』を観た時から、
ずーっと観たかった韓国オリジナル版『Mirror 鏡の中』。

『ミラーズ』を観た後、すぐに今回のオリジナル版と見比べたかったんですけど、レンタル店に置いてなくて・・・

今回、新しく会員登録したお店で発見したので、
「おぉ〜、これも何かの縁だ!」と早速レンタル☆(1年越しだ・・・)

よぉ〜やく観る事ができました♪

でも・・・

『ミラーズ』の記憶が!?ほっ、ほとんどない!

『ミラーズ』の主人公がキーファー・サザーランドさんだったんで、
なんだかジャック・バウアー映画だったなぁ〜っていう印象と、
ラストが巧いなぁ〜って思ったことぐらいしか覚えてない・・・

それでも何とか記憶の糸をたぐり寄せながら・・・

『ミラーズ』は、本当にキーファー・サザーランドさんが、
ひとりでガンガン謎に突き進んで行き、危機また危機という展開で、
ハラハラドキドキ、アクションも満載の24版ホラー映画みたいだったのに対し、

『Mirror 鏡の中』では、警備主任と刑事と謎の女性という3人で役割が分担されていて、
『ミラーズ』よりも、どちらかと言うと、シナリオ重視の印象を受けました。

エンターテインメント性を考えると、
やっぱり『ミラーズ』の方がハリウッドだし、
お金も掛かってて、CGもガンガン使用されてた記憶もあるし、
良かったかなぁ〜とは思いますが、なにぶん記憶が曖昧なもので・・・

もう1回『ミラーズ』借りて来ようかなぁ〜と検討中・・・。

鏡を見るのがちょっと怖くなりますので、ご用心。

そういえば、鏡の演出ってショーン・エリス監督の『ブロークン』でも使われてたなぁ〜。
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:映画

『098/アサルトガールズ』 [>2010年]







うーん。参っちゃったな・・・
押井守監督の道楽映画なのか?コアなファンに向けた映画なのか?

オープニングから冒頭、
『アヴァロン』のことが語られるシーンと音楽が最高にカッコ良かったので、
「おぉ〜!!!」とテンションが上がったのもつかの間・・・

うー・・・

ただ荒野を歩いたり、
野宿したりするシーンや
カタツムリとそれぞれのキャラクターが
それぞれ個別に絡んで・・・って
全くアクションシーンも何もない・・・

つっ、つまらない・・・

雲のシーンと空のシーン・・・

うー・・・

確かに黒木メイサさんはキレイでしたけど、

菊地凛子さんの位置づけって・・・セリフもなく踊ってるだけ・・・
なっ、何?・・・

佐伯日菜子さんも、もうちょっと活躍されても・・・・

うーん・・・『アヴァロン』は物凄く好きな映画だったんですけど、
『アサルトガールズ』は・・・

オススメできません!

でも、アニメも作って、
こういった実写映画も作れるのは凄いなと思います!!


下記、『アヴァロン』の予告編。



『アヴァロン』はオモシロかったんだけどなぁ〜

押井守は常に新しいスタイルを切り開く監督だ。
(ラリー・ウォシャウスキー監督/『マトリックス』)

押井守の最高傑作。最高に刺激的な作品だ。
(トニー・レインズ/英・映画評論家)

今まで作られたSF映画の中で最も美しく芸術的でスタイリッシュな1本だ。
(ジェームズ・キャメロン監督)

『アヴァロン』は、オススメですので、
ぜひ!!!




nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『095/ニンジャ・アサシン』 [>2010年]







ごくたまぁ〜に、
ぬうぉ〜!って言うような
B級映画が観たいよぉ〜ってなることがあります。

今回観た『ニンジャ・アサシン』・・・、

予告編を観て、「おぉ〜☆こっ、これは!!!
多分アクションシーンに全力投球しちゃった
完全なるB級映画に違いない!」と期待して借りてきたんですけど、

期待通りのB級映画で、
しかも、期待通りストーリーなんてあって無いようなものになってて、
何だか観ながら嬉しくなっちゃいました。

比較対象の幅を広げるためにも、
たまには、やっぱりこういったのも観ておかないといけませんネ☆

B級映画なので、
突っ込みどころも満載です。

たとえば、冒頭のニンジャによる暗殺シーン。

完全に『プレデター』です!!

マフィアたちが、姿の見えないニンジャに向かって
色んな方向に銃をぶっ放すシーンなんて、
プレデターのカットに入れちゃっても全然違和感ないと思います。

ひょっとして海外の方たちのイメージって、
「ニンジャ=プレデターなのか!?」って思っちゃいました。

姿も見えず、気配も感じず、
闇の中から突然飛んでくる無数の手裏剣!!!

『プレデターVSニンジャ・アサシン』とかオモシロそうだなぁ〜・・・

だって、今回の『ニンジャ・アサシン』のニンジャは、
ほとんど超能力者に近くて、なんと自分で傷口を治したりする!!???んです!!!!

うーん、凄すぎる。

しかも、姿を見られてはいけないニンジャたちが、
車が行き交うハイウェイをピョンピョン跳ねたり
手裏剣投げたりしながら裏切り者を追跡するシーンがあるんですけど、

「えぇ〜!めちゃめちゃ大勢の人に目撃されてるぅ〜!!!」って
ひとりで突っ込みながら笑っちゃいましたし・・・

いやぁ〜突っ込み出すと切りがない・・・。

そういえば、主人公の名前が“雷蔵”だったんですけど、
これって”市川雷蔵”さんから取ったのかなぁ〜?

そうそう、ニンジャブームを巻き起こした
ショー・コスギさんも出てます!

ハチャメチャなニンジャが大暴れする奇想天外な映画で、
突っ込みどころ満載で、アクションシーンも凄くて、
個人的には、期待通りで楽しめました☆
nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『082/かいじゅうたちのいるところ』 [>2010年]




かいじゅうたちの造形や動きは、
とにかく凄いなと思いましたけど・・・

わざわざ映像化する必要があったんだろうか?
とちょっと疑問に感じてしまいました。

想像力を刺激すること・・・

原作が絵本なんで、
子供たちや読む人たちそれぞれの想像力にお任せするにとどめた方が
良かったんじゃないだろうかと・・・

たとえば、BGMにしても、
絵本として読んでいる時に、無意識の中で流れる音楽って、
人それぞれ違うと思います。

映画だと、どうしても監督とかのフィルターを通るわけで、
今回の映画も、あぁ〜スパイク・ジョーンズ監督っぽいなというような選曲だなと
感じましたし・・・。

絵本は絵本のままの方が良かったんじゃないのかなぁ〜と
思ってしまいました。

映像は、とにかく素晴らしいですけどね。












nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『081/イングロリアス・バスターズ』 [>2010年]











クエンティン・タランティーノ監督の映画は、
毎回劇場に足を運んでいたにも関わらず、
時間が取れずに結局観に行けなかった
『イングロリアス・バスターズ』をようやく観る事に・・・。

オモシロかったことはオモシロかったですが、
何だかこれまでの作品よりも、「あれ?」っと
ちょっとパワーとキレにかける気がしてしまいました。

『レザボア・ドッグス』『パルプ・フィクション』『ジャッキー・ブラウン』、『キル・ビル』、『キル・ビルvol.2』、『デス・プルーフ』と、あぁ〜やっぱりタランティーノ監督の映画だなぁ〜って感じがあったんですけど、

今回の『イングロリアス・バスターズ』は、
それまでの新鮮さというか斬新さというか・・・
タランティーノ監督の映画に感覚が慣れてきてしまったのか?

料理と一緒で、美味しいモノを初めて食べた時の感覚というものが、
よく口にするようになって慣れてきちゃって、最初の感動とか衝撃が
和らいでしまったような印象を持ってしまいました。

これも『アウトレイジ』『告白』を観た後の
副作用なのかどうかは分かりませんが、

観るタイミングが悪かっただけなのかも知れないので、
しばらく置いてからまた観なおしてみたいなと思います。
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『078/パラノーマル・アクティビティ』 [>2010年]







以前、『パラノーマル・エンティティ』というワザとか!っていうぐらい紛らわしいタイトルの散々な映画を観てしまいましたが・・・

今回は、ちゃんと『パラノーマル・アクティビティ』とタイトルを再三確認し、レンタルしてきました!

制作費約135万円という低予算で作られてるのも凄いですが、
興行収入約90億円を突破したってのがコレまた凄いです!

凄いですが、ジャパニーズ・ホラーの方がコワイです。

『呪怨』とか『降霊』とか『回路』の方が数倍コワイです。

まあ『パラノーマル・エンティティ』よりも良かったですが、
一番コワイのは、この映画の予告編だと思いました。

こういった映画の手法の先駆けとなった
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』がいかに凄い映画だったのかを
再認識させられ、もう一度『ブレアウィッチ〜』を観なおしてみたくなっちゃいました☆



ブレア・ウィッチ・プロジェクト デラックス版 [DVD]

ブレア・ウィッチ・プロジェクト デラックス版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: クロックワークス
  • メディア: DVD



でも、製作費135万円から90億円をたたき出したってのは、
結果としては凄いことだなと思います。
nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『075/ラブリーボーン』 [>2010年]







主人公のスージーを演じたシアーシャ・ローナンさんが、
物凄くキュートで魅力的でした!

予告編からも分かるんですけど、ストーリーが奇抜です。

キュートで元気な女の子が
14歳で殺されてしまうというショッキングな内容であるにも関わらず、

ファンタジックな映像と雰囲気が漂っていて、
正直、悲しむべきか単純に素晴らしいと言うべきか、
一瞬、どちらに感情の比重を置きながら観るべきなのか
とまどってしまいました。

スージーが殺された後に辿り着いた世界、
とにかく本当に美しいですし、素晴らしいです。

また、好奇心というものは大切だけれども、
それが命取りになることもあるということを改めて感じさせられました。

ホントに変わった映画だなぁ〜と思います。

オススメとまでは思いませんでしたが、
スージーが辿り着いた世界の映像は必見だと思います!
nice!(3)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『074/沈まぬ太陽』 [>2010年]







3時間ちょっとあったんで、見ごたえはありましたけど、
ちょーっと色んなことが引っかかってしまいました。

まずは、飛行機やゾウがCGで描かれている部分・・・、
なんで日本映画のCGってこんなにも“これはCGです!”って
印象が強いんでしょうね・・・。

違和感があって、
なんだか一気に映画の世界から引き戻されちゃうんですよねぇ〜、

あと、ちょっとセリフで説明しすぎだなぁ〜って感じや、
感情を誘導させるためにBGMが必要以上に多用されている感じとか、

嘘っぽい雰囲気が漂うシーンとかが結構あって・・・

例えば、飛行機墜落事故の後、
ご遺族の方たちが航空会社に対して
「ちゃんと状況説明しろよ!」と怒り心頭で叫ぶシーンがありますが、

セリフを言わなくちゃいけないし、
それぞれの人のセリフを観客が
聞き取れるようにしなくちゃいけないから
ひとりひとりが間をあけて叫ぶという変なテンポで・・・。

これは、こないだ観た『アウトレイジ』の中で、
中野英雄さんが周りの人たちからドンドン追い込まれるシーンの
間の詰め方とセリフのかぶせ方と見比べると一目瞭然、
どちらにリアリティを感じるか分かるかと思います。

まだ9.11の同時多発テロを再現した海外のドキュメンタリードラマとかの方が
リアリティがあったような気がします。

あと、墜落する飛行機の中で書かれた手帳を
ご遺族の方が発見し、声に出して読むシーンがあるんですけど、
普通は、黙読だと思うんですよね。

それが、ひと文字ずつちゃんと声に出して読んで、
ページをめくって、また読んで・・・、

しっかり最後のページまで読んでから
その場に泣き崩れる・・・

手帳に書かれていた内容って、
途中で泣き崩れちゃうような内容ですよ。

それが涙をこらえて頑張って最後まで読んじゃってる。

何の為かというと、映画を観ている人を感動させ、
泣かせるため・・・。

ここは、せっかく映画という映像表現を使っているわけなので、
黙読させたまま、音声をかぶせて途中で泣き崩れても、
音声だけナレーションとして流せば良かったのになぁ〜・・・と。

で、後半は、国民航空という会社の組織内部の争いが中心になっていくんですけど、
シェイクスピアの小説とかでも描かれていますが、
やはり、本人の口から直接聞いたこと意外は、鵜呑みにしてはいけないって教訓を思い出します。

映画よりも、原作を読んだ方が良いんだろうなと思いました。

キャストが豪華だったのに、ちょっともったいないなぁ〜と思いましたけど、
これだけ豪華キャストだったから最後まで観れたんだろうなとも感じました。




nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

『063/インストーラー』 [>2010年]







冒頭、
突然の交通事故シーンから始まり、
そのままカットが変わると銃撃戦という流れには、
意表をつかれたのもあって、一気に映画の世界に引き込まれました♪

ただ、この映画、フランス映画なので、
ハリウッド映画と比べてしまうと
やっぱり全体的にコジンマリとしてますね。

全体の雰囲気とかは、クールな感じで好きですけど、
もうちょっとストーリーが練られていたらなぁ〜
なんて思ってしまいました。

映像表現としては、
とても興味深いシーンがたくさんあったので、
観て良かったです。
nice!(3)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画