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『156/THE JUON 呪怨』 [>2010年]



清水崇監督が自らメガホンを取ったハリウッドリメイク版『THE JUON 呪怨』。

ちゃんとしたハリウッド映画になってて、
ちょっと残念・・・でも仕方ないですよね・・・。

ハリウッドのホラー映画では、
セクシーシーンのようなものを入れるのが定番(?)のようになっているらしく、
この映画に参加したハリウッドの俳優さんたちは、
そういったシーンを極力入れないよう気をつけていた
今回の映画製作の現場にビックリしていたらしいです。

また、リメイクに際しての監督への要求の中に、
霊を出しまくって欲しいというものがあったらしいんですが、
やっぱり日本とハリウッドでは、恐怖に対する微妙な違いがあるんでしょうね。

黒沢清監督の『回路』のハリウッドリメイク版『パルス』も、
そんな感じでしたし・・・。

リメイク版なので、当然のことながら、基本的なストーリーは、
オリジナル版がベースになっていたので、
正直、もうちょっと間をあけてから観れば良かったなと思いましたが、
それでもオモシロかったです。

清水崇監督、やっぱり凄い!!!




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『145/着信アリFinal』 [>2010年]



今回のキーワードは、“転送スレバ死ナナイ”。

ちゃっ、着信アリってタイトルでなくても成立するような気が・・・

何だかストーリーが微妙なんで、
とりあえず殺される人数でごまかしちゃえ!
修学旅行ってことにして若手俳優をいっぱい出しちゃえ!
ってゆうような印象を受ける映画でした・・・。

途中、深作欣二監督の『バトル・ロワイアル』みたいだなぁ〜とか、
黒沢清監督の『CURE/キュア』を久しぶりに観たいなぁ〜とか、
映画を観ながら他のことを色々考えてしまった・・・

あっ、笑っちゃったのが、
口から羽を吹いて死んじゃうシーン。

あれで口から鳩でも出て来たら
「お前はマジシャンんか!?」って突っ込むのになぁ〜。

ラストは・・・うーん・・・
女優が叫んでればいいってもんでもないだろうに・・・。

3作観て、三池崇史監督の『着信アリ』
一番しっかりしてたなぁ〜と思いました。




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『144/着信アリ2』 [>2010年]

夜は随分寒くなってきて、夏も終わり・・・?!

完全に季節外れのような気がしますが、
しばらくジャパニーズ・ホラーを観ていなかったので・・・

ちょっとホラー映画三昧へ突入!!!???



まずは、昨年末にようやく観た『着信アリ』の続編『着信アリ2』を観る事に!

前作の柴咲コウさんといい、
今作のミムラさん、瀬戸朝香さんといい、
ホラー映画で美人が呪われる確率が高いのは、なぜ???

あっ、映画だからねぇ・・・。

え〜っと、映画の感想は・・・

前作を監督した三池崇史さんが、
いかに巧かったかというのが分かりますネ☆

『着信アリ2』、突っ込みどころ満載の映画でした。

例えば、ミムラさんの彼氏が、
呪いが始まった最初の場所と考えられる台湾へ
「オレが行ってくる!」と言い出したので、

『えっ!?呪われているのはミムラさんなんだから、当事者であるミムラさんが行かないと解決できないのでは????』と思ったら、

結局「2人で一緒に行こう!」・・・って、そりゃあ、そうでしょう。

瀬戸朝香さんが、台湾の元カレ(?)に電話し、
その後、その彼も呪いの着信を受けていた事を知って、
「なんで言ってくれなかったの?」
「巻き込みたくなかったんだ・・・。」

・・・って、電話番号登録してたら最終的には
瀬戸朝香さんの方にも電話掛かってくるじゃん・・・。

あと、ミムラさんの彼氏が幽霊から逃げる最中、
手を握ってたのがミムラさんではなく、幽霊だった!?のは・・・

まるでコントだなぁ〜・・・と
思わず笑ってしまいました・・・。

でも、前作とストーリーが続いていたことと、
ラストの仕掛けはオモシロかったです。

さっ、次はファイナルだ!!!




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『133/タイタンの戦い』 [>2010年]



1981年のオリジナル版『タイタンの戦い』と比べたら、
当然のことながら、CGで大迫力ですし、
ストーリーも削ぎ落とされていてエンターテインメント性は格段にアップしていました。

オリジナル版で描かれていた
昼ドラか!?って言うような神々の間のドロドロした思惑や、
色んな策略を繰り広げたり、言い争いをしたりするシーンってのが、
今回のリメイク版では、ほとんど描かれていなかったんですが、

DVDの映像特典:未公開シーン集を観たら、
撮影はしたものの、カットされていたんですね・・・。

それぞれの神を演じた俳優さんたち、
だからそんなに出番ないんですね・・・ちょっと可哀想・・・?

私は、オリジナル版の神々の、
ムチャクチャ身勝手な立ち居振る舞いをするシーンを観て、

「人間的だなぁ〜・・・
いや、神を真似てつくられたのが人間だったら、
これが普通?神様の姿なのかも?」

なんて考えるキッカケになって、
結構好きなシーンだったんですけどね。

あと、オリジナル版で好きだった黄金で出来たフクロウのブーボーが!!

ワンカットしか出て来なかったのが、ちょっと残念・・・。

メドゥサ・・・
オリジナル版の物凄く怖かった形相が、何だか美しくなりすぎていて、
子供の頃にトラウマになりそうだったメドゥサは何処へ?・・・と、
インパクトに欠ける気がしました。

美しすぎるものって、
記憶や印象に残りづらかったりしますよね。

ペガサス・・・
何だか「北斗の拳」のラオウの愛馬、国王号を思い出してしまった・・・。




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『131/NANA2』 [>2010年]



え〜っと、
まず2本立て続けに観るもんじゃなかったな・・・と。

やっぱり主要キャストの一部が替わっちゃってるのは
正直ツライです。

どちら様?って一瞬思っちゃいましたし、
ハチ役を替えてまでも『NANA2』を作る意味が、
必要があったんだろうか?と思ってしまいました。

何で作っちゃったんだろう?

今回ハチを演じた市川由衣さんも別にダメって
感じではないですが、宮崎あおいさんが良すぎたんですよね、たぶん・・・。

役を引き受けた市川由衣さんは、凄いなと思います。

原作のマンガが好きだけに、
『NANA2』は、ちょっと・・・。




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『130/NANA-ナナ-』 [>2010年]



邦画のレンタルが安くなっていたので、
こういった時でもなきゃ観ないだろうなという映画をレンタルすることに!

で、パッと頭に浮かんだのが、『NANA2』。

せっかくなので、『NANA-ナナ-』から観なおそうと思って
1と2を一緒に借りる事に。(以前観たときの記事はコチラ)

やっぱりパート1は、何とか最後まで観れますね。

ナナたちが、東京へ行くレンを見送るシーンは、
マンガでも号泣でしたが、
映画でもやっぱり号泣・・・。

このシーン、とても好きです。

ハチを演じた宮崎あおいさん、
私は、マンガのイメージにピッタリで、
とにかく可愛かったなと思います。

さっ、立て続けに『NANA2』へ!!




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『127/恋空』 [>2010年]



新垣結衣さんのファンである友人に薦められ、
今ごろ観た映画『恋空』。

「本当に面白い?」と尋ねると・・・

「ガッキーがメチャクチャかわいい!」

「映画の内容は?」

「ガッキー、ホントにイイよぉ〜♪」

「映画はオモシロかった?オモシロくなかった?」

「ガッキーが〜〜〜」

「分かった、観るよ。観ますよ。ガッキーを!!!」

というとても珍しい流れで観た映画『恋空』。

友人の中では、
この映画のタイトル『ガッキー』なんだろうな・・・。

観た感想は・・・・

うん、新垣結衣さんは、ホントに可愛かった!!!

映画の内容は・・・・

え〜っと・・・・・・

新垣結衣さんをボーッと眺めてたんで・・・

まっ、新垣結衣さんは、友人が言う通り
可愛かったってことで・・・。




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『119/寂しい時は抱きしめて』 [>2010年]

レンタルショップの店員さんの
オススメ恋愛映画とのことだったので借りて来たカナダ映画『寂しい時は抱きしめて』。

いやぁ〜、物凄い直球映画でした。
やっぱりR-18なんですね・・・。

SEX以外で愛し合うことを知らない20代の若く美しい女性ライラ。
そんな彼女は、ライブハウスで偶然知り合ったデヴィッドに心を奪われてしまう。

デヴィッドに対して、初めてSEX以外の愛を感じたライラは、
順調に交際をスタートさせ、愛情に満たされる幸福な生活を送り始めたのだが・・・。

『Lの世界』にもゲスト出演されていたローレン・リー・スミスさんが、
もの凄くキレイで魅力的でした☆(そうだ!『Lの世界』続きが観たいと思ってたんだ・・・忘れてた・・・。)

“セックスはできても愛し方が分からない。そんなライラが見つけた本物の愛”

「瞬間恋愛」世代に贈るラブ・ストーリーと紹介されてましたけど、
なるほどなぁ〜と何故か妙に納得させられてしまいました・・・。




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『114/世界でいちばん不運で幸せな私』 [>2010年]







幼い頃から些細なイタズラをゲームとして楽しみながら
成長してきたジュリアンとソフィー。

そんな2人の間には次第に恋心が芽生えるのだが、
互いに互いの言葉が本気なのかゲームなのか分からなくなり、
次第に2人の心は、がんじがらめになっていく・・・。

この映画、好き嫌いが分かれるタイプの映画だと思います。

私は、もっとファンタジックな映画だと思っていたので、
ちょっと2人の度を超えたイタズラ、
周囲に迷惑をかけるレベルのイタズラ、
死が迫っている母親を前にしてのイタズラのテンションには付いて行けず・・・

でも・・・

『プロヴァンスの贈りもの』で好きなったマリオン・コティヤールさんがキュートだったし、

イタズラをされる側ではなく、
する側としての立場から観れば、
2人の人生ってエキサイティングで楽しいですし、
この映画、もっと満喫できたんだろうなと思います。

ゲームのプレイヤーとしての人生か?

ゲームの脇役としての人生か?

そういった視点でこの映画を観ると、
何だか“人生楽しんだもん勝ち!”って言うようなメッセージを感じ、
さすがフランス映画だなぁ〜と、
なんだか、ちょっと感心してしまいました。

忘れた頃にまた観なおしてみたい映画です。
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『107/人間失格』 [>2010年]







アヴェ・マリアが流れると、
どうしても映画『ヒットマン』を思い出してしまう・・・ってな話は置いといて・・・『人間失格』。

“遊びは、命懸けじゃなきゃオモシロくない!”

映像は確かにキレイでしたけど、
原作にくらべて(原作を読んだ時の感想はこちら)、
ひとつひとつのエピソードがサラッとしていて、
主人公が堕ちて行く過程ってのが何だかよく分からなくなってしまっているような印象を受けました。

映画の時間内に収めなければいけなかったからでしょうけど、
全12話ぐらいのテレビドラマにしても良かったんじゃないのかなぁ〜と思っちゃいました。

映像美・・・

アニメーションシリーズとして製作されている『青い文学シリーズ 人間失格』と比べてどうなのか?今度観くらべてみたいなと思います。











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