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『076/女はみんな生きている』 [>2011年]

ずっと前から気になっていたフランス映画『女はみんな生きている』。

平凡な主婦が、ひとりの娼婦と関わりを持ったことから
ある事件に巻き込まれて行くというサスペンス・コメディ映画で、

オモシロかったことはオモシロかったですが・・・

映画というよりも・・・

テレビのサスペンスドラマを観ているような感じの作品でした。

でも、ラスト近くで娼婦が語るセリフからも分かるんですが、
実は、描かれているテーマが重い!

社会的なテーマを、
こういったサスペンス・コメディというエンターテインメントの形で
表現しているのは凄いなと思いました。




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『074/ヒーローショー』 [>2011年]



井筒和幸監督の最新作『ヒーローショー』。

予告編から軽い感じの青春映画なのかと思って観たら・・・

結構重かった・・・。

男女の恋愛において、
当事者同士の問題に、
この映画に出てくるようなタチの悪い人たちを参加させちゃうと・・・

とんでもないことになりますよ!!!

っていうような内容の映画(?)でした・・・。

ホント、ゴタゴタのキッカケ=当事者であるはずの女性を演じた石井あみさんなんて、
最初の方にチョコッと出てくるだけだったもんなぁ・・・。

タイトルが『ヒーローショー』だったんで、
もう少しヒーローショーが観たかったりして・・・。

うーん・・・オモシロかったような・・・
そうでもなかったような・・・

なんだかラストも・・・

うーん・・・これで良かったのかなぁ〜???

納得できたような・・・
納得できないような・・・

あっ!そうだ!!!

ファミレスみたいなところで、

後からお店に入って来た女性客の会話→『なに今の人、血だらけじゃなかった?』+『喧嘩じゃない?』という話を耳にして、

“もしかしてアイツのことを言ってるんじゃ!?”と主人公たちが気がつくシーンの演出は、巧いなぁ〜と思いました。

あとは・・・

忘れた頃に、もう一回観てみようと思います。




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『071/女と女と井戸の中』 [>2011年]

ミステリー映画として劇場公開時、
結構話題になっていたのを思い出し観たんですが・・・

軽い熱中症気味で観たからなのか???

なんだかよく分からない映画でした・・・。

映像がキレイだったので、なんとか最後まで観れましたけど・・・

『女と女と井戸の中』ってタイトルもよく分からないですけどネ・・・

タイトル・・・

いっそのこと、主役2人の女性の名前にしちゃえば良かったのに・・・
『テルマ&ルイーズ』みたいな・・・









わっ!『テルマ&ルイーズ』が観たくなってきた!!!
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『069/アイリス-THE LAST-』 [>2011年]



この『アイリス-THE LAST-』が観たい一心で、
連日、韓国ドラマ『アイリス』を頑張って観ていたわけですが・・・

正直、

これはないだろう・・・・・・

劇場版・・・観なかった事にしよう・・・なんて思っちゃいました。

ドラマとのツジツマが合わない部分が多く、
しかも、人物設定がメチャクチャ???

ドラマの各シーンから、
映画のスクリーンに耐えれるような場面を中心に再構成された感じで・・・

ドラマでは描かれていない“新たな裏切り”という
映画版での見所であるはずの展開も・・・

なんだか取って付けたかのような印象を受けてしまいました。

ただ、これが今回のようにドラマが完結した後に作られたものではなく、
ドラマ製作前の“パイロット版です。”と言われたら納得がいくような気がします。

例えば・・・

今、『アイリス』という新しいドラマの製作を考えています。
ストーリーはこんな感じで、登場人物はコレだけいて、
こういったラストにしようと思っています・・・というような・・・。

テレビドラマは物凄くオモシロかったので、
ドラマ版のBOXは買います!!!





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『067/エンター・ザ・ボイド』 [>2011年]

映画の予告編は、リクエストによる埋め込み無効になっていたので、
YouTubeへのリンクだけ掲載しておきます。

http://youtu.be/o9B941MaqAs


下記動画は、映画のオープニングです。


ギャスパー・ノエ監督の映画は、
正直、あんまり好きではないんですけど・・・

好きじゃないと言いながらも・・・

『カルネ』・『カノン』『アレックス』とちゃんと観てたりして・・・

今回観た『エンター・ザ・ボイド』も、そんなに好きな映画ではないです。

でも、独特の映像センスで描かれる死や輪廻転生、
セックスやドラッグでのトリップ表現は、確かに凄いです・・・

特に、上記掲載したオープニングの映像には心底やられました!!!

ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルさんが音楽を手掛けられたそうですが、
とにかくカッコイイです!!!(1:10秒ぐらいからのテンションが凄く好き!!!)

このオープニングを観れただけでも良かったなぁ〜???

なんて思ってしまいました。

好きじゃない映画だと書いておきながら、ディレクターズカット版観たいかも・・・。




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『066/スプライス』 [>2011年]



『CUBE キューブ』・『カンパニーマン』『ナッシング』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督の久々の新作だったので、かなり期待してたんですが・・・・・・

期待していた分、ちょっとガッカリ・・・

でも・・・

実験として創り出した“あるモノ”が成長するに従って、
2人の科学者の心理状態が徐々に変化し、
精神的に影響を受けて行く過程や狂気みたいな演出は、
やっぱり巧いなぁ〜と思いました。

オススメの映画って感じではなかったですけど、
やっぱりヴィンチェンゾ・ナタリ監督の映画は好きです!




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『065/[リミット]』 [>2011年]



登場人物=棺桶の中に閉じ込められた主人公&同僚と思われる女性
(※他は携帯電話で声が分かるのみ)

アイテム=携帯電話・ジッポー・ナイフ・・・

棺桶の中でジタバタする主人公の姿だけで
約90分間持たせているってのは、正直凄いなと思いました。

まっ、映画館向けというよりも、
どちらかというと、2時間のテレビドラマ向けのような気もしましたが・・・

ラストも・・・

そうだろうなぁ〜って感じでしたけど、
携帯電話というアイテムを巧く利用した映画だなと思いました。

制作費もほとんど掛かってないんだろうなぁ〜。

凄いなぁ〜って感じの映画でした。


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『048/インシテミル 7日間のデス・ゲーム』 [>2011年]



うーん・・・

どうしても、こういった心理実験を軸としたサスペンス映画って、
実話をベースにシナリオが練られている『es/エス』や『実験室KR-13』『ウェイヴ』とかを今まで観て来ちゃっているので、やっぱり全体的にリアリティに欠ける印象を受けました。


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肝心のラストも、タイの『レベル・サーティーン』のようなオチだったし・・・。


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あと、主演の藤原竜也さん、
舞台とかをされているからかも知れませんが・・・

セリフの言い回しや、リアクションなどから、
やっぱり舞台俳優さんだなぁ〜という印象を受けました。

『バトル・ロワイアル』や『カメレオン』『デスノート』の時にはそう感じなかったんですが、

以前観た『カイジ 人生逆転ゲーム』の時にも、ちょ〜っと舞台っぽいなと気にはなったんですが、
今回の『インシテミル 7日間のデス・ゲーム』では、ちょっとその傾向が強かったような印象を受けました。

キャストが豪華だっただけに、
なんだかテレビのサスペンス2時間ドラマっぽくなっていて・・・・
もったいないなぁ〜と思っちゃいました。




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『046/ソウ ザ・ファイナル』 [>2011年]



回を重ねるごとにグロテスク度だけがアップしている!

パート1が一番オモシロかった!!

・・・と、なんだかんだ言いながらも・・・

結局、ファイナルとなる今回の7作目までキッチリ全部観ちゃいました・・・。

『ソウ ザ・ファイナル』、冒頭から目を背けたくなるようなグロテスクな映像から始まります・・・。

でも・・・

何かリアリティを感じない群衆のリアクションとシチュエーション。

どこかマンガ的で、ちょっと変な違和感を冒頭から感じてしまいました。

観終わってからスゴいなと思ったのは、
パート1から全体のツジツマを、強引な所はあるものの、巧くまとめているところ!

でもぉ〜・・・・・・

FBIをはじめ、ちょっと捜査官側の人間を無能に描き過ぎなのでは???

優秀な捜査官がシリーズの中でも次々にやられちゃってるのに、
この手際の悪さはないのでは?????

まっ、やっぱりパート1が一番バランスが取れていたような気がします。




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『045/GAMER ゲーマー』 [>2011年]



う〜ん・・・

『アドレナリン』『アドレナリン2 ハイ・ボルテージ』シリーズの監督作品だったので、
期待していた分、ちょ〜っと期待はずれでした・・・。

映像や世界観、設定はスゴく良いんですが、
肝心のストーリーが・・・・・・。

途中でPVを観ているような感覚に陥り、
物凄く早いカット割りと溢れ出す色のオンパレードに疲れちゃいました・・・。

『アドレナリン』『アドレナリン2 ハイ・ボルテージ』は、
主人公が止まる=アドレナリンを出し続けてないと死んでしまうという設定が軸となっていたので、多少カット割りが多くて画面がゴチャゴチャしていても気にならなかったし、
それが逆に良い効果を出していたように感じたんですが、
今回の『ゲーマー』でも同じようなカット割りとテンションで続けてしまったのは・・・

どうかなぁ〜と思います。

まっ、『デス・プルーフ』のゾーイ・ベルさんが出演されていたのは、
ちょっと嬉しかったですけど・・・。




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