『016_CUBE 一度入ったら、最後』 [>2023年]
伝説のカルト映画の日本版リメイクは、いかに!?
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督のカルト的人気作『CUBE』の日本版リメイク映画『CUBE 一度入ったら、最後』。
オリジナル版は、ワンセットで出演者7人という低予算映画として製作され、その斬新なアイデアと映像表現が話題になったわけだけど、今回のリメイク版は、登場人物たちの過去のトラウマみたいなものまで描かれていて、ちょっと色々と要素を詰め込みすぎている感じがしました。
特に菅田将暉さんが演じる後藤が抱えるトラウマにフォーカスされていたんだけど、、、
過去の記憶なんかも映像として映し出されていて・・・うーん・・・。
オリジナル版は、もっとシンプルに自分達の身に何が起こっているのか分からない状況の中、登場人物たちが、どんどん精神的に追い詰められていく様子がスリリングで面白かったのに、なんだかごちゃごちゃしている印象を受けちゃいました・・・。
オリジナル版の『CUBE』がいかに無駄がなく、完成されていた映画なのかってことを改めて感じました。
ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『カンパニーマン』・『ナッシング』もオススメなので未見の方は、ぜひ!!!
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