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『002/ロンゲストナイト〜暗花〜』 [>持ってるDVD]







裏社会の権力抗争に巻き込まれ、運命を翻弄される
一人の刑事の姿を描いたサスペンス映画『ロンゲストナイト〜暗花〜』。

“ためらえば、珠海に浮かぶ塵になる。”

新しい香港ノワールの誕生と言われた映画ですが、
全編ハードボイルドで確かにカッコいいです!

物語のキーマンとなる
ボストンバッグを持ったスキンヘッドの謎の男・・・。

どうしてもスキンヘッドで首のところにタトゥーがあると、
以前観た『ヒットマン』の暗殺者を思い出してしまいます・・・。

やっぱり『ヒットマン』のスキンヘッドのイメージはキョーレツだ・・・。

なんて話はさておき、『ロンゲストナイト〜暗花〜』。

裏社会に首を突っ込んでしまったために、
権力争いのゲームに巻き込まれることになった一人の刑事サム。

全てを何とか丸く収めようと計画を立てるサムだったのだが、
彼の知らない所では、謎の人物による別の計画が動き出していた・・・。

彼の自宅では、手に“107”という謎の数字が書かれた首のない死体が発見され、
権力争いのシナリオを考えた黒幕の名前を吐かせるために尋問していた男は、
死の直前に、「黒幕はサムだ!」と彼の名前を言い、
署内のデスクの下には、身に憶えの無い大金が入った紙袋が・・・・

完全に追い込まれて行く感じが、
スリリングです。

そして、八方ふさがりの末に辿り着くラスト・・・。

死体の手に書かれていた“107”という数字の意味が分かった時、
主人公と一緒に絶句しました!

ここまで計画されていたのか?!って。

もし現実にココまで相手に先を読まれていたら、
諦めますね、もうダメだこりゃって。

全てのカラクリを理解した時に、
もうこうするしかないってゆうことを悟った時の
トニー・レオンの表情が印象的でした。

80分ぐらいの映画ですが、
ラストの20分ぐらいはいらなかったかなぁ〜とも思います。

1時間で終わる話を
何とか映画として1時間20分にしましたって
ゆうような感じが、どうしてもしちゃいました・・・。

でも、そのラスト20分の中で、
唯一、銃撃戦の最中に携帯を使用する演出は
オモシロかったです。

なんだかんだ突っ込みながらも、
DVDを購入してるぐらいなんで、
好きな映画なんですけどね。

興味のある方は、ぜひ♪
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u_yasu

つなみ様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2010-01-05 01:19) 

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