『112/赤ちゃんの逆襲』：EPARU WORLD：SSブログ

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『112/赤ちゃんの逆襲』　[>>オススメ(2008年)] [編集]

COROさんのブログで紹介されてる記事を読んで、すっごく観たくなり早速レンタルしてきた『赤ちゃんの逆襲』。

いや〜、面白かったです！！

何をやっても上手く行かず、自分の運のなさを嘆く主人公のシモン。
そんなある日、建設予定地で目にしたのは、自分が考えた美術館の完成予想図・・・。
自分のアイデアが盗まれたと思い込んだシモンは、建築界の大物ボレルの会社に乗り込むのだが、あっけなく追い出され、しかもその直後にボレルの車にはねられ死んでしまう・・・。

どこまでも運のないシモン・・・

だったのだが、気付くと何とボレルの息子になって生まれ変わってしまった！！

「あらゆる病気にかかって、一晩中泣きわめいて困らせてやるから覚悟しろ！」と復讐心に燃える赤ん坊になったシモン。

そんなこととは知らないボレルは、惜しみない愛情を赤ん坊のシモンに捧げるのだが、赤ん坊のシモンは、ボレルに一切なつかず、ボレルを悲しませる為に何度も自殺を試みる・・・。

子育てに一切興味を示さない妻と、役に立たない母親に替わって、自ら懸命に愛情を注ぎながら面倒を見るボレルだったが、次第に「この子は、自殺しようとしているのでは？」「なぜ自分にだけなついてくれないんだ？」と悩み、落ち込んで行く・・・。

観ていて、ボレルが凄くかわいそうになっちゃいます。

でも、この映画、ラストが凄く良かったです。

ラスト、赤ん坊のシモンから発せられたひと言で救われます。

よかった、よかった・・・。

まあ、基本的にコメディなんで（ブラックですが・・・）、笑えますし、私は、赤ん坊になったシモンがクマ（？）のぬいぐるみ相手に鋭いパンチを連打してトレーニングしているシーンがとにかくツボで、笑っちゃいました！

オモシロイ映画でした！！

自分の赤ん坊が、もしこんな感じだったらと考えるとゾッとしましたが・・・。