『063/エレファント』

よーやく、待ちに待ったゴールデンウィーク！！

まあ、ゴールデンウィークといっても休みはカレンダー通りなんで4連休・・・。

4日間、読んでなかった本や普段なかなかレンタルできない新作DVDなんかを片っ端からしらみっ潰しで消化してきたいと思います！！

・・・ってわけで、まず最初に観たのは、昨日、後輩に貸してもらったDVD『エレファント』。

観終わって、感じたのは、物凄く淡々と時間が過ぎるんだけど、退屈さとかは全く感じない・・・映画なんだけど、今まで観たどんな映画とも違った空気感・・・。

実際に起こったコロンバイン高校銃乱射事件をモチーフに描かれたものなんだけど、マイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』のような感じでもない・・・本当に淡々と進んで行く時間とストーリー（※ストーリーさえも感じないってゆうか、なんとゆうか・・・）・・・何なんだろう？この感覚って？

・・・と思いながら、続けて特典として入っていたガス・ヴァン・サント監督の来日時インタビューを観る。

インタビューを観て、なるほど！それで、こんな空気感が漂ってたのか！！・・・と、ちょっと納得。

何と！！

セリフの全てが俳優たちのアドリブで、監督は、キーフレーズのみを与えただけ！！

その意図として監督が、「セリフに意味を持たせていないし、セリフで展開する映画でもないからね。」ってゆうような話をされていて、映画を観た後に感じていた凄まじく淡々とした空気感の理由が分かったような気がしました・・・。

劇中、凄く印象的なシーン・・・ベートーヴェンの『エリーゼのために』のシーンってのがあったんですけど、何とこれもアドリブ！？ってことだったんだけど、凄いな！のひと言ですね。

偶然性をも引っ括めて作られた映画だからこそ、今まで観たどんな映画とも違った空気感が漂う映画になったんでしょうけど、それをここまで上手にまとめているガス・ヴァン・サント監督って凄いなぁ〜と改めて、驚きました！！

ホントに、凄いです！！

エレファント デラックス版

• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
• メディア: DVD

ボウリング・フォー・コロンバイン

• 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
• メディア: DVD

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