『016/うれしい悲鳴をあげてくれ』 [>小説・エッセイ]
ショートショートとエッセイが収録されているんですけど、星新一さんや山川方夫さんなどの傑作ショートショートを読んだことがあると・・・
ちょ〜っと物足りないかなぁ〜と。。。
でも、「偶像崇拝」・「どなたかお客様のなかに」・「幽霊社員」など、面白い話もあったので、全体的にサラっと読めたし、良かったかなと。。。
『014/ゾンビ日記』 [>小説・エッセイ]
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- 価格: 604 円
こないだ観た『ガルム・ウォーズ』や『アヴァロン』などの押井 守監督による小説『ゾンビ日記』。
世界がゾンビだらけになって、独りだけ生き残った主人公が、徘徊するゾンビたちを狙撃しながら、銃に関する考察や、生や死について、戦争における人間の心理について・・・などを考えるという、一風変わった趣向の小説で、面白かったです。
「読書とか映画鑑賞は、他人と共有したりすることがなければ、楽しみも、意味もない。」という主人公の言葉は、なんだか分かるような気がしました。社会が崩壊し、自分以外、誰もいなくなってしまったら・・・楽しかった映画や、面白かった本について語り合う人もいないわけだから、興味はなくなるのかもな・・・と・・・。
本文の中の、
死を尊重するというか、死を真剣に考えることで、生が真剣になる。
「死にきる。」とは、「生ききる。」ということである。
という主人公の言葉からは、押井守監督の死生観というか、死に対する考え方が語られているような気がしました。
『013/毎月新聞』 [>小説・エッセイ]
「ピタゴラスイッチ」や「だんご3兄弟」などを生み出した佐藤雅彦さんが、日常生活の中で感じたことを、独特の視点で、新聞のようにまとめたエッセイ集『毎月新聞』。
ピアノをムチャクチャに弾いていた子供が突然、「あっ、間違えちゃった!」という姿に笑ってしまい、自分の世界観や法則ってのは、こんなに小さな子供の頃から芽生えるものなんだと気がついた話や、
アートディレクターという職業柄、家族で遊園地に出かけた時に、奥さんに写真を撮ってと頼まれただけなのに、構図が悪い、場所が悪い、光の当たり具合いが悪い・・・などなど、あらゆることが気になりだして、結局、写真を1枚も撮れなかった話、
声帯手術を受けたばかりの人は、お医者さんから声を出すのはもちろん、本を読む=黙読することさえも禁止される。その理由は、目から入る情報は、脳に伝わり、無意識のうちに喉の筋肉=声帯に何らかの指令が漏れ伝えられるからだと考えられている話などなど、
凄く興味深い話ばかりで、面白かったです!
『012/ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン<下>』 [>小説・エッセイ]
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: ピーター トライアス
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: 文庫
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/10/25
- メディア: Kindle版
『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン<上>』を読んでから時間があいちゃったけど、ようやく下巻読みました!
凄く面白かったです!!!
石村紅功(べにこ)=ベンが、なぜ両親を軍に告発したのか?
上巻では、だらしないダメな男として描かれていたベンの本当の姿と目的が徐々に明かされる下巻は、ストーリー展開にドンドン引き込まれてラストまで一気に読んでしまいました!!!
オススメです!!!
『011/神様からひと言』 [>小説・エッセイ]
『010/思いを伝えるということ』 [>小説・エッセイ]
今回読んだのは、大宮エリーさんの『思いを伝えるということ』。
ハマって読んでいた『生きるコント』・『生きるコント2』とは違って、今回の本は、心温まるストーリーが詰まった小説で、凄く面白かったです!
自分の心の状態を表す箱が天から降ってくる『心の箱』や、
人生について考えさせられる『ドアと鍵』、
特に、『夕日を見る人々』のラストの太陽からのメッセージのオチには、笑っちゃいました!
どのストーリーも魅力的でした!!!オススメです!
『009/ヒンシュクの達人』 [>小説・エッセイ]
やっぱり、たけしさんの本は、メチャクチャ面白いです!!!
大島渚監督の『戦場のメリークリスマス』を試写で観て、自分の演技がヘタクソなのが恥ずかしくなって、坂本龍一さんと一緒にフィルムを盗んで焼こうとした話や、
長嶋茂雄さんとの「ゴルフ・山芋事件」の話から、政治や社会問題についてなどなど、色んなジャンルに対しての、考え方や視点が凄く面白くて、一気に最後まで読んじゃいました!オススメです!!!
次は、新刊『テレビじゃ言えない』を読む!
『008/年齢学序説』 [>小説・エッセイ]
『007/君の名は。Another Side:Earthbound』 [>小説・エッセイ]
君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)
- 作者: 加納 新太
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/07/30
- メディア: 文庫
君の名は。 Another Side:Earthbound<君の名は。 Another Side:Earthbound> (角川スニーカー文庫)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/08/01
- メディア: Kindle版
【合本版】『小説 君の名は。』+『君の名は。 Another Side:Earthbound』ダ・ヴィンチ新海誠特集付
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2017/02/17
- メディア: Kindle版
映画『君の名は。』の中では描かれていなかった部分が語られていて面白かったです!
突然、人が変わったようになる姉、三葉のことを、妹の四葉は、どう感じていたのか?
三葉と父親との関係。
父と母との出会いなどなど。。。
これを読んだら、また映画を観直したくなってしまいました!オススメです!!!
『005/生きるコント2』 [>小説・エッセイ]
以前読んだ大宮エリーさんの『生きるコント』が凄く面白かったので、続けて買ってきた『生きるコント2』。
おかんが突然、「キャロット」って名前に変えたいって言い出した話や、
「7番アイアンの女」というアダ名が付いた話などなど、
今回も凄く面白かったです!オススメです!