『033/メメント』：EPARU WORLD：SSブログ

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『033/メメント』　[>>2009年に買ったDVD] [編集]

何故か突然観直したくなって、メメントコレクターズ・セットのDVDを買ってきちゃいました！

新しい記憶が出来ない男が、妻を殺した犯人に復讐するサイコ・スリラー映画『メメント』。

もう何度も観てるんで、今回は映像特典に入っていたクリストファー・ノーラン監督のインタビューをメインで観ました。

なぜ時系列をバラバラに編集したのか？

「観客を主人公と同じ状態に置きたかった。
時系列をバラバラに編集することで、観客は、どれぐらい時間が経ったのか？何日経ったのか？など、新しい記憶が出来ない主人公と同じ状況に追い込まれるんです。」
というような説明があったんですが、凄く巧い演出ですね。

本当に凄く緻密に計画されていたのが、このインタビューからも伝わりました。

あと、

「リドリー・スコット監督の作品は何度も観れる。観るたびに、映像にも音楽にも新しい発見がある。」と言われていたが凄く興味深かったです。

ほかにも、

「10代の頃は、『エンゼル・ハート』に衝撃を受け、何度も観ては、何故色んな伏線に気付かなかったのか考えさせられた。」というような話もされていて・・・

ちょっと『エンゼル・ハート』がまた観たくなっちゃいました。

劇場でこの映画を観た時は、主人公の記憶が10分間しか持たないという設定と、妻を殺した犯人を捜して殺すとゆうサスペンス要素に加え、映画自体の時間軸が逆行しながら進むというのが凄まじく衝撃的で参ったんですけど、今観てもやっぱりこの映画の作りは凄いですね。

時間軸を通常の流れに戻した再生も選べたので、観終わって、すぐに通常再生を観てみたんですが、やっぱり時系列をバラバラに編集されている元の方が、主人公とともに記憶の迷路に立たされる感じがあって、面白いなと感じるとともに、この映画の凄さを改めて感じました。

未見の方は、ぜひ♪