『109/デイ・ウォッチ』：EPARU WORLD：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

『109/デイ・ウォッチ』　[>>オススメ(2008年)] [編集]

前作『ナイト・ウォッチ』でもロシア映画の底力、復活の兆しってのを見せつけられて、今からまた、ロシア映画が凄く楽しみだなぁ〜と思いながら、劇場公開を楽しみにしていた続編『デイ・ウォッチ』。

ところが！！

私の住んでいる地域では劇場公開されず・・・

『なっ、なぜだぁ〜！！』と叫びながらDVD化されるのを心待ちにしてて、ようやく観る事が出来ました！！

まず、一番の期待は、前作同様、その映像・・・

今回もメチャクチャ素晴らしいです！！

まず冒頭シーン・・・

今回のストーリーのキーとなる“運命のチョーク”を手に入れるために、固く守られた城塞に突撃するシーンなんですけど、これがとにかく凄くて、何と馬に乗ったまま壁を突き破って行くんです！！

映像特典として入っていたメイキングでも、やっぱり、まず馬が壁を突き抜けることができるように訓練するのが大変だったってゆってたんですけど、そりゃあそうですよね・・・。

人間相手だったら、「この壁は作り物だから突っ込んで大丈夫ですよぉ〜。」って口で説明すればいいですけど、馬はそうはいかないですからね・・・馬にしてみたら当然、「こんなとこ突っ込めないよ！壁じゃん！」って・・・見た感じがホントにリアルな壁だったので・・・。

後は、終盤のパーティーのシーン・・・

リアリティを出す為に、ショービズ界の人たちを実際に呼んで本物のパーティーを開き、その中にカメラを何台も仕込んで、俳優たちに指示を出しながら演技をさせたってゆうシーン。

そのパーティーの中でモノが一瞬にしてメチャクチャに破壊されて行くシーンがあるんだけど、それもショットガンで3人ぐらいでバンバン色んなモノを実際に撃ちながら進んで行き、後は人物の映像とそれを合成するってゆう方法で作られてるんですけど、凄いです！！

あとは、マリア・ポロシナさんやガリーナ・チューニナさんなど・・・ロシアの女優さんたち・・・

ハリウッド女優とは、また違った雰囲気やオーラがあって、イイなぁ〜と思います。

そうそう、あとやっぱり建物の雰囲気とか街並とかってのがやっぱり独特の雰囲気で、今回もたまらなく好きです！！

この“光と闇の戦い”・・・確か三部作って話だったと思うんですが、今回のラストは・・・「えっ？これ続くの？」って感じだったんですけど、ちゃんと続くんですよね？

この世界観・・・監督自身、大人の為のダークファンタジーという表現をされてましたけど、私もかなりツボでして・・・個人的には、三部作と言わず、もっと長く続けて欲しいなぁ〜なんて思ってるんですけど・・・でも、まずは3作目を期待しようっと！

ツインパックDVDも出てるけど、全部出そろったら絶対買おうと思ってます！！

※ちなみに、『ナイト・ウォッチ』と『デイ・ウォッチ』・・・出来れば続けて観た方がいいかも・・・と思います。私自身、結構忘れちゃってるところがあって、『ナイト・ウォッチ』も借りてくれば良かったなぁ〜と思ったので・・・

そうそう、この映画のティムール・ベクマンベトフ監督の次回作は何とあのアンジェリーナ・ジョリーの「ウォンテッド」とのことなんで、今から公開が楽しみです！！