『069/ヒトラー 最期の12日間』 [>>オススメ(2007年)]
ずっと前から観たかった映画『ヒトラー 最期の12日間』
以前、NHKのドキュメンタリー番組かなにかで、ヒトラーについての番組を観ていて、どんな最期だったのかとかってのは、ある程度知っていたんだけど、この映画は、個人的には、凄く考えさせられる映画だなと思いました。
なんだろう・・・変な話、戦争とか何とかってゆうスケールじゃなくって、何故か身近なところ・・・今、自分が働いている会社の環境ってのが頭に思い浮かんじゃって妙に、そうなんだよなぁ〜と。
映画の話からは、ちょっと離れちゃうんだけど、ヒトラーの側近たちが、自分たちが置かれている現状ってのが凄く悪いんだけど、それをヒトラーには、直接言えずに、ヒトラーが作戦会議の席を立ってから、それぞれの側近が、『総統は、ああゆってたけど、もうそんな攻撃能力は残ってない。』とか、『あんな作戦は到底無理だ。』とかゆってるシーンがあったんだけど、まるで、今、自分が働いている会社を観ているようだなと思ってしまったわけであります。
私が働いてる会社は、中小企業で、人数も少ないから会議があると、ほぼ社員全員が参加するんだけど、社長ってのが、この映画のヒトラーのように(あくまでも、ゆってる内容がってだけで、人間的にもヒトラーのようだということではありませんので、あしからず。)、『今後の事業展開は、こうしていこうと思っている。』とか、『いついつまでにこのプロジェクトを進めておくように!』とかって話が突然、何の前触れもなく出て、皆、心ん中では、「今の人数じゃ、到底無理だ」とか「製作期間が短すぎる」とか「プロジェクト自体、無謀だ。」とか思ったりするんだけど、やっぱり言葉に出さずに、会議が終わった後に、仲間内でそんな話をしていることってのが、今までも多々あってね。
妙に映画のシーンとだぶっちゃって、何故か、仕事してるような感覚で映画を観るようになってからは、全然、映画の世界に浸るってより、そうだよなぁ〜、ここでちゃんと自分の判断で動かなきゃだめなんだよなぁ〜とか思いながら観てしまいました。
ちょっと、今度、もう1回、ちゃんと観直してみたいなと思います。
多分、色々と仕事のことで悩んでた時期だったんで、そんな視点で観ちゃったんだろうなとは思うんですけどね。
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