『015/アマデウス』 [>>オススメ(2007年)]
何年ぶりに観ただろう・・・『アマデウス』
去年、DVD『アマデウス ディレクターズカット スペシャル・エディション』を買ってたんだけど、さすがに3時間あるんで、気軽には観れなくてね。
結局、年を越してしまったんだけど、今観ても良かったし、3時間って長さを感じなかったです。
昔観たときは、途中、退屈だなと思ってたはずなんだけど、全然退屈しなかったってのは、私自身が大人になったということなんだろうか?
他人の才能に対する嫉妬・・・。
私自身、初めてグラフィックデザイナーとして仕事をしだした時に、自分自身、若いこともあって、才能のある人に対する嫉妬心ってのは、やはりあった。
なんとかして勝ちたいという強い思い・・・それが憎悪に変わることは無かったが・・・。
でも、デザイナーというのはアーティストとは違って、努力による部分が大きいということを何となくではあるが、感じるようになってからは、そういった嫉妬心ってのは徐々になくなって現在に至る訳なんだけどね。
そういったこともあってか、凄くこのモーツァルトに対するアントニオ・サリエリの嫉妬心ってのが分かったからこそ、物語に引き込まれ、退屈することなく観れたのかもしれない。
才能のある人は、もっと謙虚さを持たなければいけないし、才能が無いと感じている人は、他人に対する嫉妬心ではなく、その嫉妬心というエネルギーを努力に変えるべきであるというようなことを、頭の中で考えさせられた凄くいい映画でした。
DVD買って良かったです。
オススメなので、未見の方は、ぜひ!
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