『ドッグヴィル』 [>2006年]
昨日の『カノン』とは、また違った意味での衝撃作にして問題作『ドッグヴィル』
監督は、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のラース・フォン・トリアー監督
さて、本題の『ドッグヴィル』・・・正直、あまり期待していませんでした。
何故か?・・・それは、広い倉庫のような空間にチョークかなにかで、家から道から犬までもが、白線で書かれた極限に簡略化された舞台セットのような場所で繰り広げられる約177分もの長時間の映画だったからである。
大丈夫なんだろうか?途中でダレたり、ただ実験的な映画になっていないだろうか?と色んな不安要素が頭を駆け巡り、観るまで凄く不安だった。
でも、その不安はすぐにふっ飛んでしまった。
気が付いたら、そんなセットの違和感というか、突飛な舞台であるということは全く気にならず、ストーリーに引き込まれ、人間の隠された本質・・・を目の前に突き付けられ、衝撃のラストまで本当に一気に観てしまいました。
凄いですね。この映画。
というか、ラース・フォン・トリアー監督、凄いです。
続編の『マンダレイ』も観たいなと興味を引かれる今日この頃なのでありました。
2006-08-13 19:09
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