『087_硫黄島からの手紙』 [>>オススメ(2015年)]
1944年、アメリカ留学の経験を持つ陸軍中将の栗林忠道は、本土防衛の最後の砦といわれる硫黄島にいた。
西洋の軍事力にも精通していた栗林は、場当たり的な作戦を全て取りやめ、近代的な作戦に立て直すのだが、部下たちの中には、栗林の考え方に同調できず、不満をもらす兵士たちも・・・。
5日で終わると考えられていた硫黄島の戦いは、36日間にもわたる歴史的な激戦となり・・・。
2006年、硫黄島の地中から発見された数百通もの手紙。
そこには、61年前に硫黄島で戦った男たちの家族に向けた言葉が書き残されていた・・・。
届けられなかった数百通の手紙
彼らはそこに、何を託したのか?
『父親たちの星条旗』を観てから時間が経ってしまいましたが、ようやく観ました!『硫黄島からの手紙』。
やっぱり視点の違いってのは大事だなと思いました。
会社組織に置き換えてみると、社長の視点と新入社員の視点が違うのと一緒で、渡辺謙さん演じる陸軍中将の栗林は、留学経験があって、アメリカ軍の近代的な戦略も理解しているから部下たちに様々な命令を出しているのに、その命令を聞かないで部下がドンドン死んでいくし、追い込まれていく・・・。
アメリカと日本、それぞれの視点=立場から戦争の悲惨さを描いたクリント・イーストウッド監督は、とにかく凄いです。
2015-07-01 22:35
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makimaki様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2015-07-08 22:48)