『098/男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』 [>2011年]
予告編を観た時から感じていたことなんですが・・・
ジョン・ウー監督のオリジナル版と比べると、
何だか全体的にサラッとした印象を受けました。
オリジナル版『男たちの挽歌』が持っていた魅力=「泥臭さ」や「ザラついた感じ」、
映画のコピーになっていた“恥じて生きるより、熱く死ね!”から伝わってくる強烈なパワーやエネルギーのようなものが、あまり感じられない・・・
確かに映像は美しく、
主人公たちはイケメンぞろい・・・
でもそれが却って、全体の雰囲気をサラッと無難なものに
してしまったのではないかと思いました。
下記、オリジナル版『男たちの挽歌』予告
オリジナル版では、
貫禄のあるティ・ロン、それまでヒット作に恵まれていなかったチョウ・ユンファ、若手のレスリー・チェンと映画の役柄とピッタリ、この3人の絶妙なバランスが保たれていたんですが、今回のリメイク版では、みんな横並びみたいな印象しかなく・・・
特に顕著だったのが、
オリジナル版でチョウ・ユンファが演じたマークに当たる人物の演出・・・
命知らずな感じを出すために、
今回のリメイク版では、わざわざ銃口を口にくわえて見せたりするんですが、
オリジナル版では、一切そんなシーンはない・・・
にも関わらず、
チョウ・ユンファが演じたマークからは、命知らずな印象を受ける・・・。
観終わってすぐ、
オリジナル版『男たちの挽歌』から男たちの挽歌シリーズを
一気にまた観なおそうと思っちゃいました。
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- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- メディア: DVD
ソニックマイヅル様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2011-10-16 02:30)
つなみ様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2011-10-20 02:18)