『005/バンコック・デンジャラス』 [>2011年]
オキサイド&ダニー・パン兄弟が自らの初監督作品である『レイン』をハリウッド・リメイクした映画『バンコック・デンジャラス』。
えーっと・・・
オリジナルの『レイン』をオススメします。
オリジナルである『レイン』の何が良かったかというと、
タイの裏社会で殺し屋として生きる主人公は、耳が聞こえないという設定。
この設定がラストの切なさを一段と盛り上げていたにも関わらず、
『バンコック・デンジャラス』で耳が聞こえないのは、薬局の女性店員・・・???
衝撃のラスト・・・
オリジナルもリメイクも辿り着くラストは同じですが、
設定が違ったために、このラストだけでも印象が全く違います。
『レイン』のラストを観た時は、やられたぁ〜!!!と思いましたし、
その切なさに胸を打たれました・・・
でも、
『バンコック・デンジャラス』、全てが唐突すぎる!・・・
他人と関わりを持たないという完璧主義の殺し屋って言ってたのに、
いとも簡単に人と接して挙げ句の果てに、
弟子は取っちゃうし、薬局の女性店員に恋はしちゃうし、
“掟”はどうしたんだぁ〜???!!
まっ、正月休みにボーッと観る分には良かったのかな???
今度、オリジナルの『レイン』をもう一回観なおそう♪
そう思わせてくれる映画でした。
だみかん様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2011-01-08 02:48)