『036_ボッコちゃん』：EPARU WORLD：SSブログ

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『036_ボッコちゃん』　[>小説・エッセイ] [編集]

作者: 星新一
出版社/メーカー: 新潮社
発売日: 1971/05
メディア: 文庫

星新一さんの本を初めて読んだのは、
今から14年程前のことになります。

当時、広告業界への就職を考えていた私に、
大学で広告論を教えていた教授から

「広告は、短い時間の中で、観る人にメッセージを伝えなくてはいけない。
だから、その発想法を学ぶためにも、ショートショート、特に星新一という方の短編を読んでみるといい。」というアドバイスを受けたのがキッカケでした。

で、今回読んだ「ボッコちゃん」は、
その時に初めて購入した星新一さんの本です。

収録作品

悪魔／ボッコちゃん／おーい、でてこーい／殺し屋ですのよ／来訪者／変な薬

月の光／包囲／ツキ計画／暑さ／約束／猫と鼠／不眠症

生活維持省／悲しむべきこと／年賀の客／ねらわれた星／冬の蝶／デラックスな金庫

鏡／誘拐／親善キッス／マネー・エイジ／雄大な計画／人類愛／ゆきとどいた生活

闇の眼／気前のいい家／追い越し／妖精／波状攻撃／ある研究／プレゼント

肩の上の秘書／被害／なぞめいた女／キツツキ計画／診断／意気投合

程度の問題／愛用の時計／特許の品／おみやげ／欲望の城／盗んだ書類

よごれている本／白い記憶／冬きたりなば／なぞの青年／最後の地球人

初めて読んだ時の驚きは、今でも忘れられません。

毎回、ビックリするオチがついていて、
驚いたり、ほろりとさせられたり、ゾクッとさせられたり、

この発想の豊かさには、今読んでも驚かされます。

ぜひ多くの方に読んでみていただきたいオススメの本です。