『043/モンパルナスの灯』 [>>オススメ(2010年)]
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生前、誰からも才能を認められることなく、
36歳という若さで生涯を終えた画家モジリアニの
生涯を描いたジャック・ベッケル監督の映画『モンパルナスの灯』。
、
冒頭、“事実に基づくが、史実そのものではない”という
説明が入るんですが、まあ映画ですからね・・・。
それにしても、モジリアニ・・・
悲運な生涯ですね。
お金よりも自分の信念を最後まで貫き、
36歳で幕を閉じる・・・
この映画のラストには、正直参りました。
お酒に溺れて行くモジリアニが、
飲んでなければ、苦悩に耐えられないんだ・・・
ゴッホは、頭を壁に打ち付けながら、お酒を飲む事について、
夏の日に見た、あの黄色を描きたいんだ!と言っていた・・・
というセリフがとても印象的でした。
ベートーベンの
“苦悩を突き抜け、歓喜にいたれ”って言葉も思い出されます・・・。
「モジリアニの絵は、素晴らしいが、まだ買わない。
彼はもう長くはないようだから、死んだら全ての絵を買わせてもらうよ。」
この画商のセリフには、正直、ゾッとしました。
モジリアニを演じたフランス映画界の貴公子と呼ばれたジェラール・フィリップさん、
やっぱりカッコいいです!
スタンダールの小説を映画化した『赤と黒』の時もカッコ良かったですけど、
今回のモジリアニ役も素晴らしいです!!
モジリアニと同じく36歳で他界されたのは、
本当に残念ですね・・・。
あと、モジリアニの恋人を演じたアヌーク・エーメさん!!!
『男と女』を最近観たところだったんですけど、やっぱり美しい♪
この2人の姿を観れただけでも満足です!!!
そうそう。赤と黒、面白かったデスネ^^
たしか、バイロンも36歳で・・
なんだかとっても残念です。
by つなみ (2010-04-08 11:49)
つなみ様、nice!&コメントどうもありがとうございます!!!
『赤と黒』、イイですよネ♪
今回の『モンパルナスの灯』を観た後、
また観たくなりました☆
あっ、バイロンも確かに36歳ですね・・・
ホントに残念ですよね。
by u_yasu (2010-04-09 01:04)