『148_マーサ、あるいはマーシー・メイ』 [>2014年]
山奥のカルト教団から脱出したマーサは、唯一の家族である姉に助けを求め、
姉夫婦と一緒に暮らすようになるのだが、
徐々に教団の中で与えられた“マーシー・メイ”という名前で過ごしていた頃の記憶がフラッシュバックしだし、奇妙な行動をとるようになっていく・・・。
洗脳の怖さというか、無意識のうちに記憶に刷り込まれる教団内での常識というか、共通意識の怖さが半端ないです!
常識って何なのか?
姉夫婦と過ごすうちに自分の中で常識と非常識の境界線が分からなくなり、
自分がマーサなのかマーシー・メイなのかすら分からなくなっていく恐怖・・・。
本人には自覚がないっていうのが、凄く怖いですね・・・ゾッとしました・・・。
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