『002/ゴッドファーザーPART2』：EPARU WORLD：SSブログ

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『002/ゴッドファーザーPART2』　[>持ってるDVD] [編集]

ブッ通しで続けて観た『ゴッドファーザーPART2』。(※以前観た時の記事はコチラ)

ドン・コルレオーネの椅子をバックに出るタイトル！
何度も観ているにも関わらず、オープニングから完全にシビレてしまいます。

家族を殺され、ひとりアメリカに渡った幼き日のビト・・・

後に“ゴッドファーザー”と呼ばれることになるビトが
自由の女神像を見つめるシーン＆隔離病棟の一室で歌を口ずさむシーンは何度観ても、鳥肌モノです・・・

PART2は、初代ゴッドファーザーであるビトの過去と、
2代目となったマイケルの姿が交互に対照的に描かれているんですが、
この対比のさせ方が、絶妙だなぁ〜と毎回感じます。

例えば・・・

PART2もPART1同様、パーティーのシーンからストーリーが進んで行きますが、
PART1との違いは、これが表の世界のパーティーだと言うこと・・・

ビトがドンの後を継ぐ事になったマイケルに向かって言ったセリフが頭をよぎります。

「お前には表の世界で、人を操る立場になって欲しかった・・・」

父であるビトの言葉を実現しようとしているんだなぁ〜と・・・。

仲間たちとゼロからファミリーを築き上げたビトと、
出来上がった組織としてのファミリーを引き継いだマイケル。

同じファミリーの仲間たちとは言え、やっぱり周囲との温度差は感じますね。

その温度差が裏切りという行為に繋がり、

裏切り者が誰なのか気がついた時の、このマイケルの表情と動揺・・・

アル・パチーノの演技は凄いなと改めて思います。

「コルレオーネファミリーは、ローマ帝国だった・・・。」

ビトとマイケル、２人の下で働いたトムがつぶやいたセリフがとても印象的です・・・。