SSブログ

『042_毒舌・仏教入門』 [>悩みを解決]


毒舌・仏教入門 (集英社文庫)

毒舌・仏教入門 (集英社文庫)

  • 作者: 今 東光
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1993/03/19
  • メディア: 文庫



何がキッカケで今 東光さんの本を読むようになったのか???

大学の一般教養で履修した宗教学だろうか???

正直、ほとんど記憶に無いんですが、『極道辻説法』と今回久しぶりに読み返した『毒舌・仏教入門』、『毒舌 身の上相談』は、刺激を受けた、とても大好きな本です。

ちなみに、

瀬戸内寂聴さんは、今東光さんのお弟子さんで、寂聴という名前の由来についても本書の中で語られていたりします。

『毒舌・仏教入門』・・・

昭和50年8月21日から5日間、東南寺で行なわれた戸津説法について書かれたものですが、

まるで漫才かなにかを読んでいるかのような軽快でユーモアに満ちた今 東光さんの説法は、今読んでも、物凄くオモシロいですし、ためになります!

戸津説法というのは、もともと難しいものらしく、一般の人々にはチンプンカンプン・・・

それもそのはずで、それまでは、天台宗の偉いお坊さんたちが、

ずらりと並んだ比叡山のお偉い僧侶の方たちに対して、“自分の学問と信仰の深さ”をアピールしようと、できるだけ難しい仏教用語をふんだんに使って話していたものだったらしいのですが、

今 東光さんは、これではいかん!

「仏教とは?天台宗とは?信仰とは?」ということを、
一般の人たちにも分かりやすく伝え、役立つものにしなければいけない!・・・と。

瀬戸内寂聴さんの解説を読むと、

実際、この戸津説法が行われた5日間、誰ひとり眠る人もなく、しかも、笑い声に溢れているという、それまでの戸津説法では考えられないような雰囲気に包まれていたそうです。

難しいことを、さも難しいように表現するのは簡単ですが、
難しいことを、あらゆる人に分かりやすく伝える・・・

とても大切で基本的なことではありますが、改めて考えさせられると同時に、色々と私自身、反省させられました。

オススメの1冊です!!!
nice!(4)  コメント(5)  トラックバック(0) 

nice! 4

コメント 5

つなみ

通解ですね。
お説法は面白いですネ。
by つなみ (2010-12-24 11:37) 

u_yasu

今造ROWINGTEAM様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2010-12-28 00:45) 

u_yasu

つなみ様、nice!&コメントどうもありがとうございます!!!

やっぱり、ためになりますネ♪
by u_yasu (2010-12-28 00:47) 

u_yasu

yutakami様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2010-12-28 00:47) 

u_yasu

(。・_・。)2k様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2010-12-28 00:48) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0