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『200/明日の記憶』 [>>オススメ(2009年)]

若年性アルツハイマーになった夫と妻の物語なので、
暗いトーンのオープニングから、
この映画が辿り着くラストってゆうのが何となく想像できますね。

他人事ではないというのが、物凄く怖いです、やっぱり。

人の名前がパッと出てこないとか、
映画俳優の名前が出てこないとか、
思い当たることって多少なりともあって、
主人公の症状を見ながら、少なからずギクリとしますね。

知っている人を認識できなくなる瞬間や、
自分が居る場所が分からなくなるときの目のくらむような演出は、
やはり映画ならではですね。

どうゆう状況なのか、
視覚的に見せることができる映像の力をまざまざと見せつけられた気がします。

ただ少しやり過ぎなのではないかと思う映像もありましたけど・・・
怖さは伝わりました。

主人公の渡辺謙さん、
1989年に急性骨髄性白血病と診断され、
闘病生活をされていたこともあって、
演技に物凄く説得力があるというか、やっぱり凄かったです。

娘の結婚式での言葉・・・

私、泣きました。

あと、夫を支える妻を演じた樋口可南子さん!

北野武監督の『アキレスと亀』でも夫を支える妻を演じてましたけど、
この映画でも素晴らしいです!

観終わって、
果たして自分が主人公の立場だったら?

支える側の立場に立たされたら、
どうするんだろうか?って真剣に考えさせられますね。

愛している人の名前まで忘れてしまうってゆうのが
残酷だなと・・・凄く切なかったです・・・。




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u_yasu

つなみ様、nice!どうもありがとうございます!!
by u_yasu (2010-01-02 01:44) 

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