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『044_さよなら』 [>小説・エッセイ]

前回の『愛は誰のものでもなく』と同じく、今回読んだのも、吉元由美さんの恋愛小説です。

立て続けに読んでみました。

タイトルがこの物語のすべてを表しています。

言葉や表現が美しいからこそ、
ラストの切なさが、よりいっそう胸にギュッときますね。

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「悲しくなんてないよ。それだけ人を愛せたんだから幸せなんだ。」



「現在はどこになるのかな」
「この、立っている場所」
「じゃあ、未来は?」
「私たちの胸の中に眠ってるの」



どうして人は「愛してる」という気持ちだけではいられないのだろう。
「私はあの人をとても愛している」ということだけが自分にとって大切で、
その他のことを欲しがらなくてもいいのに。

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やっぱりイイですネ。
たまにはこういった本を読み返してみるのも。


「さよなら」 (角川文庫)

「さよなら」 (角川文庫)

  • 作者: 吉元 由美
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 文庫


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コメント 2

つなみ

優しいフレーズがたくさんですネ^^
忙しさに忘れそうなこと・・。
by つなみ (2009-10-09 14:43) 

u_yasu

つなみ様、nice!&コメントどうもありがとうございます!!!

優しいフレーズって、
心に響きますね。

こういった小説を読む機会を、
今後は増やして行きたいなと思います。
by u_yasu (2009-10-12 18:01) 

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