『139/明日への遺言』 [>>オススメ(2008年)]
いや〜、とても素晴らしい映画でした。
日本は、もっとこういった映画をジャンジャン作って行った方がいいんじゃないの?なんて思っちゃいました。
大金を投じてアクション映画を作ったって、結局のところ、ハリウッド映画には及ばないわけですし・・・。
まあ、それはともかく、『明日への遺言』。
第二次世界大戦後、戦犯裁判にかけられた東海軍司令官、岡田資中将の生涯を描いた実話をもとにした映画なんですけど、岡田資さんを演じた藤田まことさんがとにかく素晴らしかったですし、全体のほとんどを締める法廷でのやりとりの見せ方が凄く良かったです!!
『雨あがる』も素晴らしい映画でしたが、小泉堯史監督は、さすが長年、黒澤映画の助監督をされていただけのことはあるなと、この映画を観て、改めて思いますね。
一時期、企業の不祥事などが発覚した時に、責任逃れとも思われるような発言がメディアをにぎわせていましたが、「部下が行った行動に対しての一切の責任は司令官たる自分にある。」と主張し、戦後の日本を担う若者たちをかばい続ける岡田資の発言は、それらとは全く対照的で凄く印象に残りました。
果たして、私も岡田資さんの立場とは全く次元は違いますけど、会社の部下に対して、「責任は全て上司である私が取るから・・・」と言えるかどうか?凄く考えさせられました。
この映画、とにかく素晴らしい映画だったんで、ぜひ多くの方に観て頂きたいです。
カッコイイですよね!
そういう上司についていきたくなります!
by ram (2008-08-17 21:26)
ram様、nice!&コメントどうもありがとうございます!!!
こういう上司がいたら、本当に付いて行きたくなりますよね!
現実は・・・難しいですが・・・。
私も部下を持つ身なので、常に肝に銘じて頑張りたいなと思います!!
by u_yasu (2008-08-17 22:44)
これは・・・自分自身に確固たる自信があり、
また信頼できる有能な部課を認め、
お互いが相手を尊敬しているからこその・・・
有能な人材を使うのは、頭を使いますし~^^
いやあ、カッコイイですネ~は~う~うっとりホレボレ♪
by つなみ (2008-08-17 23:51)
つなみ様、nice!&コメントどうもありがとうございます!!!
私が新社会人になりたての頃、凄く尊敬していた上司がおりまして・・・
その方から、
「先輩たちの中から優秀な人間を見つけ出すのは、簡単だが、自分より年下の中から優秀な人間を見つけ出すのは難しい。なぜなら変なプライドが邪魔するからだ。もし、部下を持つ立場になったら、優秀な後輩を認め、才能を伸ばす手助けをすることに全力を注ぐように。」
というようなことを言われ続け、今でもその言葉が頭に残ってますし、教えをちゃんと実行できているか?・・・自問自答してたりしてます。
by u_yasu (2008-08-18 00:31)