『121/ブレイブワン』：EPARU WORLD：SSブログ

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『121/ブレイブワン』　[>>オススメ(2008年)] [編集]

ramさんのブログを読んで、「あっ、ブレイブワンも観てないや・・・」と思い出し、早速レンタルしてきた『ブレイブワン』！！

ジョディ・フォスターの映画で最後に観たのは『パニック・ルーム』。

『パニック・ルーム』以降の映画も、興味はあるんですけど、観たい映画が次から次に出てくるは出てくるはで、結局、さばけて無く・・・

久しぶりに観たジョディ・フォスター、メチャクチャ良かったです！

DJの役をやっているんだけど、その時の声の感じといい、婚約者を殺され、銃を手にした時のあの感情を一切捨てたかのようなクールな表情・・・

ブルーの瞳がこれまた凄くキレイで、改めてジョディ・フォスター、好きになりました！

彼女の選択、許せますか？

婚約者を殺されたショックから銃を手にし、偶然居合わせたスーパーの強盗犯を撃ち殺してしまったことをキッカケに、自らの手で犯罪者たちに制裁を加えるようになってしまう主人公のエリカ・・・。

もう昔の自分には戻れない・・・。

私の中に、別の人間がいる・・・。

地下鉄で絡んできた若者二人を撃ち殺した後、「他の人たちと一緒に、手前の駅で降りればよかったのに・・・。銃で威嚇するだけでよかったのに・・・。殺さなくても・・・。」と自問するシーンは、やっぱりアメリカ銃社会の怖さを感じましたね。

まあ、日本だって「車に乗ったら人格が変わる。」とかって話をよく耳にしますけど、銃もやっぱり手にすると何らかの影響があるんだろうなと思いましたね。

ラスト近く、徐々に心の交流が生まれ、親しくなってきた刑事がエリカに疑惑を持ち、「新米刑事の頃、親しくなった人を逮捕することができるかどうか悩んだ。」といったようなセリフをゆうんですけど、『ヒート』の中で、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロがレストランで対峙した時のシーンを思い出すと同時に、何故だか凄く切ない気持ちになってしまい、ジーンと・・・。

ラスト、賛否両論あるでしょうけど、こういったラストもありだと思います。

私は、この映画、好きですね。
DVD、お金に余裕があれば、欲しいぐらいです。

そうそう、「彼女の選択、許せますか？」・・・

目の前で愛する人が殺されたら、やっぱり犯人に対する復讐心は芽生えるでしょうね・・・しかもその復讐心こそが生きる糧にもなりうるという・・・何だか『スウィーニー・トッドフリート街の悪魔の理髪師』を思い出しちゃいますが・・・

でも、許せる許せないという判断は、やっぱりそういった状況に立たされてみないことには、結局のところ、分かりませんね・・・。

DVD、多分そのうち買うと思います！

ブレイブワン特別版

出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
メディア: DVD

パニック・ルーム

出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
メディア: DVD

タグ：ブレイブワンジョディ・フォスターニール・ジョーダン

2008-08-04 00:18 nice!(2) コメント(4) トラックバック(1)
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わ～ご覧になったのですね！
パニックルームも観ましたよ
たくましい女性、ジョディのイメージがこの作品でまた強くなりました

このエリカ役、ジョディだったから
「許せる」と思う人多いかもと感じました、が、
おっしゃるとおりそういう立場にならないと
わからないですよね
ＴＢさせてくださいませ
by ram (2008-08-04 00:57)

ram様、nice!&コメント&TBどうもありがとうございます！！！！

ジョディ・フォスター、本当にイイですよねぇ〜。
また『羊たちの沈黙』とか観直したくなりました！！

ジョディだったから「許せる」と思う気持ち、分かる自分が怖いですね・・・。
by u_yasu (2008-08-05 00:28)